西日本豪雨の影響で大量の土砂が流れ込んだ広島県竹原市の寺では、墓石の半数ほどが倒れたり流されたままになっている。寺は檀家に対し、お盆の墓参りを控えてほしいと、苦渋の呼びかけをしている。NHKニュースが報じた。

地藏院の住職は、被害が出たときの状況について「ゴロゴロと雷のような音を立て、怖さを感じる間もないほどあっという間に土砂が流れ込んできた。700年以上続く歴史のある寺なので、何としても復旧させたいが、今後のことは全くの白紙だ」と話した。

「お盆の墓参り控えて」豪雨被害の寺が苦渋の決断 広島 竹原(NHKニュース)