火照ったカラダに…彼との晩酌の〆に振る舞いたい「簡単・麺レシピ」
文/レシピ・オガワチエコ
夏の暑い夜はキンキンに冷えたビールもいいですが、冷たい白ワインもお勧めです。ほのかな甘みとやスッキリした酸味が、乾いた喉を潤してくれます。魚介料理を合わせて、オシャレに楽しんでみてもいいかもしれませんね。
そして、晩酌後〆の料理として食べて欲しいのが、今回ご紹介するメニューです。オリーブをたっぷり使っていて、とても爽やか。夏の夜に相応しい一品で、彼を満たしてあげてください。
オリーブ明太そうめん材料(2人分)
そうめん……200g
グリーンオリーブの塩漬け……8個
明太子……50g
レモン汁……小さじ2
にんにくすりおろし……少々
めんつゆ(2倍濃縮)……100ml
水……100ml
ネギの小口切り……適量
作り方
(1)オリーブは種を取って、粗く刻む。
(2)明太子をほぐし、(1)とにんにくすりおろし、レモン汁と混ぜておく。
(3)めんつゆを分量の水で割り、薄めのつゆを作る。
(4)そうめんを茹で、水でしめて、水気を取り、器に盛り付ける。
(5)(2)をのせて、(3)をかけて、よく混ぜていただく。
オリーブとレモンが爽やかに香り、あとをひく美味しさ。飲んだあとのしめにピッタリ。ぜひ、彼と一緒に食べて頂きたいさっぱり味のそうめんです。
たっぷり刻んだオリーブやオイルは、女性にとってありがたい“健康”と“美容”の効果も期待できます。
元明善短大教授で、県食農アドバイザーの川染節江先生に伺ったところ、「オリーブオイルは、健康や美容に良いポリフェノールやビタミンEやβカロテンを豊富に含んでいます。また、悪玉(LDL)コレステロールを抑制する効果があると言われているオレイン酸も多く含んでいます」と、効果を高く評価していました。
暑さで食欲が低下していても、スルスルッと抵抗なく食べることのできる一品。晩酌後に限らず、朝でも昼でもササッと食べて体力をつけ、夏を元気に乗り切ってください。
< 参考>香川県食農アドバイザー川染 節江 先生1962年日本女子大家政学部食学科卒。明善短大講師、助教授などを経て1981年に教授に就任。2002年から2004年まで学長を務めた。県文化功労者。第3回さぬきうまいもんレシピコンテスト審査委員長。
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オガワ チエコ料理研究家。ル・コルドン・ブルー、東京會舘クッキングスクールで料理と製菓を学ぶ。雑誌やテレビ、ラジオ、書籍等のレシピ作りや調理、スタイリング、料理コラム等で活躍中。著書に『彼の家に作りに行きたい!純愛ごはん』(セブン&アイ出版)、『おにぎらずの本』(泰文堂)、『スティックオープンサンドの本』(講談社)。