世界最高の座をC・ロナウドと争ってきたメッシ photo/Getty Images

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ロシアワールドカップで揃ってベスト16で姿を消したこともあり、クリスティアーノ・ロナウドリオネル・メッシの時代は終焉が近いのではないかと騒がれている。2人は10年にわたってバロンドールを支配し、他を寄せ付けない存在だった。バロンドールだけではない。人気度でも彼らは世界最高の座にあったのだ。

そんな流れが変わりつつあるのかもしれない。米『ESPN』が注目したのは、マンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロの息子ベンハミン君だ。アグエロは自身のInstagramで息子のベンハミン君は今どの選手が好きなのか?との質問を受けたのだが、どうやらベンハミン君はフランス代表の新星キリアン・ムバッペのことが気になっているようだ。

アグエロは、「ベンハはいつもダビド・シルバのことが好きなんだけど、今は頻繁にムバッペのことを話しているよ。息子はボールを上手く扱う選手が好きだからね」と答えている。ムバッペといえばワールドカップでアルゼンチン代表相手に驚異のパフォーマンスを披露し、一躍世界的スーパースターになった。お父さん、さらにはメッシのいるチームがムバッペにやられてしまったことにベンハミン君は衝撃を受けたのだろう。

同メディアは、「同じアルゼンチンのメッシやポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドを選ばないのは驚き」と伝えているが、もうメッシorロナウドの時代ではなくなってきているのかもしれない。子供たちからムバッペの名前が出始めたところに、世界最高の座が入れ替わる予感があるのだろう。