ワイヤレス充電対応の新型AirPods用ケース、iOS 12ベータ5から新画像が発見。ケース外側正面に充電LEDが光る
開発者向けに配布されているiOS 12 ベータ5にて、新型AirPods用ワイヤレス充電対応ケースの新たな画像が発見されました。

ワイヤレス充電ケースの登場は、2017年9月の時点でアップル公式の「ワイヤレス充電器AirPowerの上にiPhone XやApple Watchと並ぶ」写真により明らかとなっていました。今回の情報で、具体的な製品像がより詳細に分かったかたちです。
新型のワイヤレス充電対応ケース画像は、iOS 11 GM解析からもセットアップ用のアニメーションとして発見されていました。2016年発売の現行モデルとの違いは、充電ケースの外側正面に、充電状況インジケータLEDと思われる点が配置されていること。
現行モデルでは充電インジケータがAirPodsを収納する内部スロットの中央にあるため、フタを開けて確認が必要です。Lightningケーブルで充電する現方式では「ケースを手にとって確認する」が自然ですが、ワイヤレスの場合は「離れた場所から眺める」ふうになるためかもしれません。

ワイヤレス充電ケースの発見された最新画像は2つ。少々見えにくいのですが、1つはLEDが琥珀色に輝き、もう1つは緑色に点灯。充電機器の常として、前者は充電中で後者は充電完了を意味しているとのこと。

新型AirPodsは「AirPods1,2」の識別子があり、現行モデルの「AirPods1,1」と違う、すなわち別ハードウェアであることは、先のiOS 11 GM解析の時点で判明しています。バッテリー駆動時間や内蔵モーションセンサの改良があるのかもしれません。

現行品ユーザーにとって気になるのは、ワイヤレス充電ケースの販売形態でしょう。今のところアップルが新型AirPodsとは独立して、充電ケース単体を別売りするかどうかは不明です。

そもそもAirPods用ワイヤレス充電ケースも、アップル純正ワイヤレス充電器AirPowerと関連が深いもの。そのAirPowerも今年6月までに発売を目指していたものが、技術的な困難によって9月前後に変更されたと報じられていました。ここまで待ちに待った以上、より完成度の高い形で発売を望みたいものです。