整形したい顔No.1の石原さとみ

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 週刊女性PRIMEの好評連載『セキララアナリティクス』で、20〜30代の女性200人に「もし整形するなら、誰の顔を参考にしたい?」とアンケート調査したところ、1位:石原さとみ(31)、2位:北川景子(31)、3位:新垣結衣(30)、4位:佐々木希(30)、5位:井川遥(42)という結果になった。

 選んだ理由として、「誰からも好かれそう」「チヤホヤされそう」と、愛され度が高そうなことを期待する回答が多かった。

*記事はコチラ→もし整形するなら…「チヤホヤされそう」な顔面を持つ女性芸能人ナンバーワンは?

 果たして、今求められている「誰からも好かれる顔」「チヤホヤ顔」とはどんな顔なのか? 5人の美女の特徴を美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長に分析してもらった。

――石原さとみ北川景子……「整形したい顔」のトップ5の顔ぶれを見て、いかがですか? 女性誌でも、顔マネメイク企画の人気者です。

高須「みんなきれいだし、40代の井川さんがいるとはいえ、みんなお若い。そんな5人に共通するのは『バランス感の良さ』だね」

――バランス感! 美醜ではなく?

高須「美醜とバランスはまた別です。要は顔のパーツの足し算引き算ができているということ。目は大きいけど鼻は小ぶり、とか顔の配置がいいですね」

――それは美しさの順位とはまた異なりますか?

高須「もちろんみなさん美人だけど、それ以上に笑顔がすてきでハッピーオーラがあるよね! だから、好感を持たれるきれいさ・かわいさといった言葉が適切かな」

――なるほど。首位の石原さんは、他のメディアの人気顔アンケートなどでも不動の1位です。いったい彼女のどんな点が人気を集めていると思われますか?

高須「ズバリ、『隙上手』だね! わざ〜と隙があるように見せる視線や仕草が、他の4人よりずば抜けてうまい!」

――目が大きいとかではなく、隙という空気感なんですね。

高須「そうです。プロのスポーツ選手や動物も、隙を見せて相手を誘い込むわけですよ。なので、なかなか勝負上手だね、彼女は! まるで脱がない壇蜜さんのようです」

――壇蜜さんも雰囲気づくりがうまそうですよね!

高須「愛され上手というものは、俺にも口説けそう! というようなことを思わせるのがうまいからね。逆にどんな美女でも、隙がないとモテないよ」

――顔を石原さんに近づけるのはなかなか大変ですが、隙を作ることなら真似できそう! 一方で、北川さんは「整形の成功例の代表みたいな顔」というアンケートの意見もありました。院長的には?

高須「輪郭のとがったキリっとした美人だからそう見えるのかな? 同じ美人でも佐々木さんは頬がふっくらして優しそうだからか、ナチュラルに見えるものね」

――唯一、40代でランクインした井川遥さんは、ママとなっても劣化しない美貌が人気です。井川さんの顔の魅力は一体どこでしょうか?

高須「ヤセすぎずゴツくない輪郭がいいね! 井川さんや佐々木さんのようなふっくらほっぺは、癒し系というか、優しそうに見えるので好感度も高いです」

今みんなにちやほやされる顔とは?

――好感度といえば、ランキング上位陣の顔に対して、回答者の意見は「きれいとかわいいが両立」「万人ウケする」という理由が目立ちました。院長的に、今みんなにちやほやされる顔はどんな顔だと思いますか?

高須「それは、弱そうな雰囲気を持った顔だね」

――どんな顔、ではなく雰囲気ですか!?

高須「そう。どんな美女も、幸せそうで優しく、弱気な雰囲気美人にはかないませんよ。赤ちゃん顔や幼な顔ともいうか。弱そうに見えると男は保護欲を感じ、女には敵視されないから!」

――ついつい、目や鼻を整形してもっときれいになって愛されたい! と思いがちですが、そうではないんですね。

高須「美容整形は自分のコンプレックスを解消して自信が持てたり、いいこともたくさんありますが、ガラッと変わるような整形は今どきNGだよ! 普段メイクで補っているところを直すくらいが一番いい。アイプチしている目を埋没するとかね。あんまりやっちゃうと、懐かしのショーンK風になっちゃうから!」

――たしかにそれは好感度とはまた別な気がします(笑)。

高須「でもこの5人もきっとやっているだろう、プチ美容整形があります!」

――それはぜひとも教えてください!!

高須「美女のアンチエイジング策としてマストの、ウルセラ・サーマクール・ヒアルロン酸注入・ボトックス注射だね! これは本当に人気ですよ。あとはいつもボクが言ってるけど、睡眠をしっかりとってUVガードをすること! これこそ『美女メソッド鉄の掟』といえるでしょう! 石原さんたちもしっかり寝て、UVガードしまくってると思いますよ!」

<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)、『炎上上等』(扶桑社新書)、最新刊は『大炎上』(扶桑社新書)。