ボルドーFWマルコム、ローマ移籍合意も一転破談か? バルセロナが介入

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 ボルドーに所属するU−20ブラジル代表FWマルコムのローマ移籍が暗礁に乗り上げていることが分かった。イタリアメディア『Sky』が23日に報じている。

 ローマは同日、マルコムの獲得でボルドーと合意に達したことをクラブ公式ツイッターで正式発表。まもなくマルコムのメディカルチェックが行われる予定であることも明かされていた。しかし、すぐに状況が一変。ローマへのフライトがキャンセルされ、マルコムはボルドーに留まっていることが明るみに出た。

 そのキャンセルの理由は、バルセロナの介入だ。ローマは移籍金3200万ユーロ(約41億6000万円)・年俸400万ユーロ(約5億2000万円)のオファーを提示していたが、取引成立の直前にバルセロナが移籍金4100万ユーロ(約53億3000万円)でオファーした。このため、完結したものと見られていた移籍オペレーションが停滞。一度はマルコムのローマ移籍が正式発表されたものの、バルセロナの介入により移籍成立が危ぶまれるおそれも出てきており、現時点でマルコムのローマ加入は不透明となっている。