兵庫県丹波市で、おいしいプルドポークバーガーを食べてきました。これまで、あまり「プルドポーク」を意識したことがなかったんですけど、取材先の花田匡平さんがこんな話を教えてくれました。

「アメリカのBBQレストランでは、プルドポークがおいしくないとそのお店は流行らないって言われることもあるそうです。伝統的なメニューだけど手間がかかるので、お客さんの目も鋭く光るのかもしれませんね」

さらに、開発にも関わっているハンバーガー界の重鎮「市島製パン研究所」の三澤孝夫さんの言葉にもグッときました。

「プルドポークバーガーは昔限定メニューで出してたけど一番人気やったし、これから波が来るかもしれんし、いいんじゃないかな?」

そんな三澤さんのアドバイスもあり、2018年4月に誕生したのが「丹波プルドポークバーガー」。なんだか急にプルドポークが気になってきました!

丹波の旨味を
贅沢にサンド

このハンバーガーが食べられるのは、宿泊施設「丹波悠遊の森」のなかにあるレストラン「BBQ&Burger BP(ベル・ピーマン)」。

冒頭の花田さんは、ここの副施設長。丹波プルドポークバーガーの特徴を詳しく教えてくれました。

丹波プルドポークバーガー(1080円)

ポイント1
「丹波栗きん豚」のプルドポーク

「イベリコ豚がどんぐりを食べて育つように、この豚は、B級品の丹波栗を混ぜ込んだ餌を食べて育てられました。だから『丹波栗きん豚(くりきんとん)』。栗を食べさせると甘みが出るし、柔らかくなるんですよね」

覚えやすいネーミング(笑)。

栗きん豚の塊肉を、燻製しながら低温で8時間じっくり焼く。そうすると触って崩れるほどホロホロに柔らかくなるそうです。「プルドポーク」は、バンズからこぼれ落ちそうになっている、ほぐれたお肉のことを指していたんですね(Pullは、引き裂くとかむしる、っていう意味)。

その下には、かなり粗挽きのビーフ100%パティ。肉 on 肉!

しっかり肉感があって食べ応えあります。かぶりつく角度によって、ビーフとポークとソースの割合が変わって、飽きずにイケます。

ポイント2
「黒豆きな粉」のバンズ

「丹波黒豆」は、きな粉になってバンズに練りこまれていました。

バンズもすべて店内で焼いていて、香ばしさとサクサク感が最高。プロデューサーである三澤さんからレシピを教わり、店長が生地からこねて仕込みをしているこだわりよう。ちょっと厚めに感じたけど、これがまた肉汁とソースが染み込むことでちょうどいい具合。

計算し尽くされてる!

ポイント3
味噌やトマトソースと合わせた
特製「あずきソース」

こんがり焼いたバンズに、たっぷりと特製の「丹波大納言小豆ソース」。あんこみたいに甘めなのかな?と思いきや、あずきの新たな一面ここにあり。

水煮したあずきに、味噌とトマトソースを合わせた和風の味付けは、子どもから大人まで唸る味!

この「丹波プルドポークバーガー」に、自家製のスモークベーコンをトッピングした「BP BURGER(1512円)」も人気でかなりボリューミーだけど、このソースのおかげで最後までもたれないんですよね。

レシピはどんどん公開して
地域みんなで共有していく

2018年の3月1日に、それまでの洋食レストランのスタイルから、バーベキューとハンバーガーをメインにした、アメリカスタイルにリニューアルオープンしたばかりの「BBQ&Burger BP(ベル・ピーマン)」。バーカウンターでは、常時2〜3種類のクラフトビールの生樽も用意されています。

天気が良ければ、外のハンモックに揺られながら食べてもOK。

10月7日〜8日には、全国のご当地バーガー日本一を決める「とっとりバーガーフェスタ2018」にも出場するそうです。

「丹波プルドポークバーガー」が目指しているのは、地元の食材をふんだんに使うことで、1つのお店だけが作れるバーガーではなく、生産者もショップも丹波に住んでいる地元の人も、みんなを巻き込んで愛されるようなご当地バーガー。

丹波のみんなが盛り上がれる、いいきっかけになりそうですね。

夏にはキャンプのお客さんが多く訪れる「丹波悠遊の森」の中にある

「BBQ&Burger BP(ベル・ピーマン)」

住所:兵庫県丹波市柏原町大新屋1153-2
TEL:0795-86-8239
営業時間:
11:30〜15:00(14:30 L.O)
17:30〜21:30(21:00 L.O)
(土日祝のみ、14:00〜17:00も営業)
定休日:火曜日・年末年始
公式HP:http://tamba-yuyu.com/restaurant/
公式SNS:Facebook/Instagram

Top image: © TABI LABO
取材協力: 丹波市

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