画像提供:sugayan(@sgy_coffee)さん

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記録的な猛暑が続く中、エアコンの室外機をバケツに入れた水とタオルで冷やすアイデアが、Twitterで注目を集めている。

エアコンは、室外機やその周りが熱いと熱を逃がしにくくなり、冷房効率が落ちてしまう。このアイデアは、室外機に水が入ったバケツを置いてタオルの端を水に浸し、残りを室外機の上部を覆うように広げるというもの。タオルの水分が気化することで室外機の熱を奪うだけでなく、毛細管現象によってタオルは常にある程度濡れた状態を保つ手間いらずの冷却システムとなっている。

この冷却アイデアは、茨城県つくば市のコーヒー店「SugayaCoffee」が、知り合いの「Cafe Banraiken」が紹介していた方法を実践したことで拡散。投稿を見て試したした人からは、「早速やってみました。冷え方が明らかに違う!」といった声も寄せられるなど、4万回以上リツイートされ大きな反響となっている。

エアコンの節電や効率的な使い方は、パナソニックやダイキンなどのメーカーも公開している。室外機関連ではまず、吹き出し口の前に物を置いたり、カバーで覆ったりせず、室外機の周囲にはスペースを空けること。近くに物があると熱が逃げられなくなってしまう。また、室外機に直接や地面に反射した日光に当てないこと。1メートル先に木を植えたり、「すだれ」や「よしず」で日差しをやわらげることを推奨している。なお、室外機を冷やすために直接水をかけることはNG。パナソニックは故障の原因になる可能性があるとしている。