昼から夜まで行事&花火が目白押し!日本3大祭り、天神祭を徹底攻略
1000年以上の歴史を誇り、日本3大祭りの一つである天神祭。7月23日(月)から25日(水)にわたって行われる神賑行事の締めくくりに、約5000発の盛大な花火が打ち上がる。夜空をあでやかに染める花火と、船渡御のかがり火が共演する雅やかな情景に心を奪われること間違いなし。花火を見る前に船渡御といった神賑行事も観覧できるので、昼からお祭りを満喫して。<※情報は関西夏ウォーカー2018(5月11日発売号)より>
■ 昼から本宮祭を楽しんで夜は奉納祭で締めくくる!
大河の水面に映り込み、風情いっぱいの光景が楽しめる。大川沿いでゆっくり観賞しよう。
大阪天満宮の象徴として知られる紅梅をかたどった花火。
2か所同時に打ち上げられるため、迫力たっぷり。大川一帯が美しく輝く。
■ 花火以外も見どころ満載!天神祭の行事をチェック!
<7月23日(月)12時〜17時20分・ギャルみこし>
約200kgある神輿をかついだ80人もの女性たちが、天神橋筋商店街を練り歩く天神祭の人気行事ギャルみこし。一日駅長などのイベントも。巡行路をチェックして見に行こう。白・赤・青が目立つ色鮮やかなはっぴが目をひく。
■ギャルみこしの巡行路と時間/12時:夫婦橋出発 12時10分:JR天満駅 14時55分:大阪天満宮 17時05分 天六奉安所フィナーレ ※多少前後する場合あり
<7月24日(火)4時〜・一番太鼓>
36人のうち6人の願人(がんじ)が打つ豪快な太鼓の音が境内に響くと、陸渡御がスタートする。
<7月25日(水)15時30分〜・陸渡御>
第1陣から第3陣まで続く、騎馬や神輿などの多彩なパフォーマンスは必見。写真は、ウマにまたがり、陸渡御の先導役を務める猿田彦。真っ赤な鼻高面と、白いしゃぐまが印象的。
この上で披露されるにぎやかな龍踊りも見もの。
カラフルな衣装にも心奪われるはず。
頭部に付いた宝珠が特徴。約2トンもの総重量に驚き。
<7月25日(水)18時〜・船渡御>
日暮れ後には花火と見事に共演し、幻想的な情景が楽しめる。かがり火が水面に映った華麗な光景は、火と水の祭典とも呼ばれる。明かりがさらに映える夜の景色にくぎづけになるはず。船によって異なる装飾にも注目!
■ <攻略法1>花火ならJR桜ノ宮駅、祭りなら京阪天満橋駅
観覧エリアの中心となる桜之宮公園の最寄り駅、JR桜ノ宮駅には17時30分までに到着して場所取りを。船渡御などの行事を昼から楽しむならJR天満橋駅へ。
16時ごろなら混雑なく会場へ進める。会場への最寄りとなる西口は避け、混雑の少ない東口から出て帰りの切符の購入を。
ただ、立ち止まることなく会場へと向かえる余裕はある。
改札付近が広い造りになっているので、人が多くても気にならない。18時ごろでもスムーズに歩行可能。大阪天満宮への参拝もぜひ!
花火から遠ざかる分、北側に比べると観覧客が少ない桜之宮公園南側。しかし、18時ごろには歩くのも困難ほどに。川崎公園へ向かうのが無難。
JR桜ノ宮駅からの最寄りとなる桜之宮公園北側。花火も見やすい人気エリアのため、混雑度も段違い。
到着が遅れると、木で花火が見えづらい場所に。桜宮橋近くにある視界が開けたエリアも、この時間ともなれば大混雑!
17時30分ごろから人が増えだして、徐々に地下道が混雑し始める。会場までの道中には屋台が多いので買い出しにも困らない。
込みだす17時前に到着して快適に会場へ!階段などに腰かけて見られるとあって、混雑する時間が年を追うごとに早くなってきている。
■ <攻略法2>花火をゆっくり楽しむなら有料エリアもある河川敷へ
大阪ふれあいの水辺特設会場に奉納花火特別観覧席が設置されます。テーブル指定席と砂浜自由席があり、街なかとは思えないロケーションもおすすめ。どちらも18時開場。
1テーブル4席で、前売り2万2000円。
ソフトドリンク1本と限定オリジナルレジャーシート付きで、前売り4000円。
■有料エリアDATA/天神祭特別プロジェクト事務局のHPから購入 電話:06-6809-1588(天神祭特別プロジェクト事務局)
■ <攻略法3>会場に早く到着できない場合はJR大阪城北詰駅から川崎公園へ
18時30分以降の到着となる場合は、比較的混雑の少ないJR大阪城北詰駅を利用するのがベター。アクセスがしやすく、花火が見えづらい分、人の少ない川崎公園へ向かおう。
18時30分過ぎの到着でもまだまだ場所取りは余裕。
会場までの道はストレスなく進める。
■花火大会DATA/玉数:約5000発 花火の大きさ:最大2.5号玉 昨年の人出:約130万人 屋台:大阪天満宮、天神橋筋商店街、桜之宮公園の各所 打ち上げ場所:桜之宮公園〜川崎公園〜大川一帯(関西ウォーカー・編集部)