有村架純

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 女優の有村架純が10月スタートのドラマ『中学聖日記』(TBS系)で主演を務めることが分かった。有村は25歳の女教師役を演じ、15歳の中学3年生の男子との“禁断の恋”を描く。

 これを受けネット上では「中学生、裏山だな(うらやましいな)」「有村架純なら恋したいわ」「有村、女優として一皮むけそう」といった声が聞かれる。女教師と男性生徒の“禁断の恋”と言えば、思い出される名作ドラマがある。

 「『魔女の条件』ですね。1999年4月から6月にかけてTBS系で放送されました。松嶋菜々子演じる26歳の広瀬未知が、滝沢秀明演じる17歳の黒澤光と恋に落ちるストーリーです。未知は恋人との婚約を破棄し精神が不安定な状態に陥っている役柄。光も父を失い友人とトラブルを起こしている問題児という設定で、似た者同士がひかれあうストーリーが話題となりました。このドラマの影響から年下男子との恋愛に憧れる女性も登場したほどです」(芸能ライター)

 しかし『魔女の条件』は単に“禁断の恋”を描いたばかりではなかった。

 「タイトルは、『中世の魔女狩り』に由来します。周囲から攻撃や非難を受けながらも、2人が愛を貫くさまが描かれていました。ドラマの初期段階で2人は結ばれるのですが、未知はかつての婚約者に思いを寄せる同僚から嫌がらせを受け、黒木瞳演じる母・鏡子は光を束縛し、未知に嫉妬心を燃やしたんです。鏡子のアクの強いキャラクターは話題となりました。宇多田ヒカルの『First Love』が主題歌となったことからも分かる通り、一貫して切なさのある作品でした。最終回は29.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区平均)の高視聴率を記録しています」(前出・同)

 果たして『中学聖日記』では“禁断の恋”がどのように描かれるのか。期待して待ちたい。