多くの有名人が顔を並べるなかで、名を連ねたC・ロナウド(左上)とメッシ(右上)。はたして、この偉大なクラック2人のどちらがサッカー界一の高額所得者か? さらに、世界で最も稼いだセレブは? (C) Getty Images

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 米誌『Forbes(フォーブス)』が現地時間7月17日、2018年版の「世界で最も稼いだセレブリティー100人」を発表した。

 アスリート、ミュージシャン、俳優などのセレブを対象に、2017年6月1日からの1年間で稼いだ額をランク付け。今年も多くの著名人が名を連ね、そのなかにはサッカー選手の名前も含まれている。

 サッカー界でトップとなったのは、バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。

 昨年11月にバルサとの契約を延長、年俸がボーナスを合わせて日本円で135億円に達し、サッカー界一の高額所得者となる男は、「アディダス」との生涯契約や「ゲータレード」や「ペプシ」などスポンサー絡みの収入を含めて、1億1100万ドル(約124億3200万円)を稼ぎ、全体の8位となった。

 メッシに続いたのは、レアル・マドリーからユベントスへ移籍したばかりのポルトガル代表FW、クリスチアーノ・ロナウド。バルセロナでプレーするライバルの後塵を拝する格好となったが、「ナイキ」との生涯契約による収入が大きく、1億800万ドル(約120億9600万円)を記録し、全体では10位に名を連ねた。

 昨夏の移籍市場で、バルセロナから史上最高額となる移籍金284億円でパリ・サンジェルマンに加入して話題を独占したブラジル代表FWのネイマールは、9000万ドル(100億8000万円)で、全体の13位にランクインしている。

 ちなみに全体のトップに輝いたのは、元ボクシング世界王者のフロイド・メイウェザーの2億8500万ドル(約319億2000万円)だった。

「金の猛者」という異名を持つ男は、昨年8月に総合格闘家のコナー・マクレガーと異種格闘技戦を開催。その際に5億5000万ドルの興行収入を産み、そのうち2億7500万ドルをファイトマネーとして自分の収入にし、2位に入ったハリウッドスターのジョージ・クルーニーを抑え、2015年以来2度目のトップセレブリティーとなっている。

 以下、ランキングトップ10とその金額だ。

1位:フロイド・メイウェザー(元ボクサー/2億8500万ドル=約319億2000万円)
2位:ジョージ・クルーニー(俳優/2億3900万ドル=約267億6800万円)
3位:カイリー・ジェンナー(モデル/1億6650万ドル=約186億4800万円)
4位:ジュディ・シェインドリン(タレント/1億4700万ドル=約164億6400万円)
5位:ドウェイン・ジョンソン(俳優/1億2400万ドル=約138億8800万円)
6位:U2(ロックバンド/1億1800万ドル=約132億1600万円)
7位:コールドプレイ(ロックバンド/1億1550万ドル=約129億3600万円)
8位:リオネル・メッシ(サッカー選手/1億1100万ドル=約124億3200万円)
9位:エド・シーラン(歌手/1億1000万ドル=約123億2000万円)
10位:クリスチアーノ・ロナウド(サッカー選手/1億800万ドル=約120億9600万円)