英サッカーデータサイト選出、ロシアW杯ワーストイレブン【画像:Football ZONE web】

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独自のデータを基に、最低4試合に出場したなかから期待外れの選手を選出

 ロシア・ワールドカップ(W杯)はフランスが5大会ぶり2度目の優勝を果たした。

 MVPに選ばれたクロアチア代表MFルカ・モドリッチや19歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペらが大会を彩ったスターとしてファンの記憶に残った一方で、なかには期待外れに終わった選手たちもいる。

 英サッカーデータサイト「Whoscored.com」では独自のデータを基にし、最低4試合以上に出場した選手のなかからワーストイレブンを選出。ベスト16入りした日本からは主将MF長谷部誠が名を連ねる結果となった。

 GKには優勝候補と目されながら、決勝トーナメント1回戦敗退に終わったスペインの守護神ダビド・デ・ヘアが選ばれた。グループリーグのポルトガル戦ではFWクリスティアーノ・ロナウドのシュートを後ろにそらすミスもあった。同サイト独自の採点は「5.63」で、今回選ばれた11人の中でも最低点だった。

 最終ラインは右からメキシコ代表DFエドソン・アルバレス(6.53)、スウェーデン代表DFビクトル・リンデロフ(6.62)、アルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコ(6.31)、ロシア代表DFフョードル・クドリャショフ(6.13)の4人という顔ぶれだった。

 中盤ではセンターに日本のベスト16入りに貢献した長谷部が名を連ねた。「マコト・ハセベのW杯における最後のインパクトは2-3で終わったベスト16のベルギー戦で、ナセル・シャドリを追いきれなかったこと」と記された。

タックルのうち半分はドリブル突破を許す

 長谷部は大会を通じて計6度のファウルを記録。さらに8度のタックルのうち、4度は相手にドリブルで突破を許したという。「ミッドフィルダーとしては決して素晴らしい出来ではない」と厳しい指摘を受けている。採点は「6.28」だった。

 長谷部の他には、スウェーデン代表MFセバスティアン・ラーション(6.44)、ポルトガル代表MFベルナウド・シウバ(6.57)、ベルギー代表MFヤニック・カラスコ(6.62)も選出。印象的な活躍を見せることはできなかった。

 前線ではイングランド代表の10番を背負ったFWラヒーム・スターリング(6.59)と、ポルトガル代表FWゴンサロ・グエデス(6.53)がこの不名誉なリストに選出された。(Football ZONE web編集部)