環境省熱中症の危険度を知らせる「熱中症予防情報サイト」の、地図上の配色を見直すと決めた。「暑さ指数」の表示が、色覚障害のある人に識別しづらいことが判明したため。共同通信が報じた。

先天的に色の見え方が一般と違う人は国内に300万人以上いるとされ、5段階で最高の「危険(赤)」と2番目の「厳重警戒(オレンジ)」、4番目の「注意(緑)」が同じように見えるという。

暑さ指数が「厳重警戒」を超えると熱中症患者が著しく増えることが分かっており、混同で重大な判断ミスを招く恐れがある。

熱中症危険度表示の「色」見直し 環境省、色覚障害者が誤解の恐れ(共同通信)