香川、長友、柴崎、そして乾。西野ジャパンが誇る四銃士が“世界ベスト100”に揃って名を連ねた。(C)Getty Images

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 ロシア・ワールドカップの閉幕を受けて、米スポーツ専門メディア『Bleacher Report』が更新し続けていた「プレーヤー・ポジション別パワーランキング」を確定させた。
 
 今大会の全出場選手を対象に、「GK」「右SB/WB」「左SB/WB」「CB」「セントラルMF/守備的MF」「攻撃的MF/ウイング」「ストライカー」の7部門に分けて、それぞれ格付けしている。大会開幕からおよそ1週間置きに最新ランクを更新してきた同メディアが、ついに“ベスト100”を完成させたのだ。
 
 準決勝を終えた時点で、日本代表からは4選手がランクインしていたが──。3位決定戦と決勝の2試合の選手評価が加味されても、人数はキープした。長友佑都が「左SB」で4位、柴崎岳が「セントラルMF」で19位、そして「攻撃的MF」で乾貴士が10位、香川真司が20位に食い込んだ。ちなみにアジアのライバル国は言うと、イランが5名で日本を上回り、韓国が1名、オーストラリアとサウジアラビがゼロとなっている。
 
 決勝で対峙したフランスとクロアチアがともに最多10名を送り込み、ベルギーとイングランドが各9名と続いた。だがフランスの部門トップが「左SB」のリュカ・エルナンデスひとりにとどまった一方で、ベルギーは「攻撃的MF」のエデン・アザールなど3名ともっとも多かった。

 
 同メディアの最終版「パワーランキング」は以下の通りだ。
 
[GK部門]
1位 ティボー・クルトワ(ベルギー)
2位 キャスパー・シュマイケル(デンマーク)
3位 ジョーダン・ピックフォード(イングランド)
4位 ダニエル・スバシッチ(クロアチア)
5位 ギジェルモ・オチョア(メキシコ)
6位 チョ・ヒョヌ(韓国)
7位 アリレザ・ベイランバンド(イラン)
8位 ロビン・オルセン(スウェーデン)
9位 ヤン・ゾマー(スイス)
10位 ユーゴ・ロリス(フランス)
 
[右SB/右ウイングバック部門]
1位 キーラン・トリッピアー(イングランド)
2位 マリオ・フェルナンデス(ロシア)
3位 トーマス・ムニエ(ベルギー)
4位 シメ・ブルサリコ(クロアチア)
5位 バンジャマン・パバール(フランス)
6位 マルティン・カセレス(ウルグアイ)
7位 ラミン・レザイアン(イラン)
8位 ルイス・アドビンクラ(ペルー)
9位 ヘンリク・ダルスゴー(デンマーク)
10位 ムサ・ワゲ(セネガル)
 
 
[左SB・左ウイングバック部門]
1位 リュカ・エルナンデス(フランス)
2位 ディエゴ・ラクサール(ウルグアイ)
3位 ルドビク・アウグスティンソン(スウェーデン)
4位 長友佑都(日本)
5位 ユーリ・ジルコフ(ロシア)
6位 ユスフ・サバリ(セネガル)
7位 ヘスス・ガジャルド(メキシコ)
8位 イバン・ストリニッチ(クロアチア)
9位 アシュリー・ヤング(イングランド)
10位 エハサン・ハジサフィ(イラン)
 
[CB部門]
1位 アンドレアス・グランクビスト(スウェーデン)
2位 ディエゴ・ゴディン(ウルグアイ)
3位 ハリー・マグワイア(イングランド)
4位 ラファエル・ヴァランヌ(フランス)
5位 ジョン・ストーンズ(イングランド)
6位 ジェリー・ミナ(コロンビア)
7位 ホセ・ヒメネス(ウルグアイ)
8位 チアゴ・シウバ(ブラジル)
9位 トビー・アルデルワイレルド(ベルギー)
10位 ミランダ(ブラジル)
11位 サミュエル・ウンティティ(フランス)
12位 マヌエル・アカンジ(スイス)
13位 ヤン・ヴェルトンゲン(ベルギー)
14位 シモン・ケア(デンマーク)
15位 モルテザ・ブーラリガンジ(イラン)