SportBuzzerでは地元紙ノイエ・プレッセの二人のライター、ヨナス・シェームクス氏とダーク・ティーテンベルク氏が、今夏加入の3人の新戦力、ボビー・ウッドとウォレス、そして浅野拓磨のここまでの印象について総括した。

浅野について、まず冒頭から飛び出した言葉は「あのスピード、マジかよ!」の一言。以前に同メディアでは浅野拓磨を「ロケット」と評しているが、「中盤でボールを受け取ったかと思えば、今度は深い位置へとボールを追いかける”和製ロケット”の姿があった」と表現している。

そして最初の6部のクラブ相手のテストマッチについては「173cmと小柄ながら、パワフルに放ったヘディングシュートはポストに嫌われたが、その後は見事なボレーシュートを決めて見せた」と評価し、さらにオウンゴールを誘ったプレーについても紹介。

その翌日に行われた4部相当のハヴェルセとのテストマッチについては、「少し不運だった。意欲的なプレーをみせたものの得点には絡めなかった」としたものの、「しかし浅野はその存在感という点で再び好印象を残しており、同僚たち拍手など鼓舞する姿をみせていた」と評価。

さらに試合後には、明るい表情でファンたちの下へ向かっていったことなど、これまで浅野がみせている好印象に「ハノーファーもご機嫌だろう。そしてワールドカップを終えた原口元気も間も無く合流する」と記事を結んだ。

なおハノーファーでは7月21日の日本時間24時より、オランダのPECズヴォレとのテストマッチが控えている