神輿が宮出しして市街地を練り回す

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熊本に夏の訪れを告げる、毎年恒例の「清正公(せいしょこ)まつり神幸祭」が今年も7月22日(日)に開催される。

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同祭は「子どもには“幼き頃の思い出”を、大人には“哀愁”を」合い言葉に、一度は途絶えてしまった祭りを昭和50年に復活させ、今年で43回目を迎える「清正公(せいしょこ)さん」と呼ばれ親しまれている、加藤清正公の遺徳をしのぶ伝統の郷土まつり。

午後3時から「宮出し」となり、太鼓の合図とともに神幸行列が加藤神社を出発。京町の方から上通、下通、新市街を通り、行幸坂を上って神社に帰ってくる「宮入れ」まで、およそ1.5キロのコースを2時間半かけて回る。

笛や太鼓のお囃子に合わせて勇壮な掛け声を上げながら、参加団体が神輿を揺らして街を練り歩く。さらに、馬に乗った武者や稚児行列、小学生を中心とした子ども達が加藤清正公に扮して行列する「千人清正」など、見どころも多い。

熊本に夏の訪れを知らせ、また熊本のまつりの開幕とも言うべき神幸行列を見に行こう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)