男子が「彼女との一歩進んだ関係」を実感する瞬間

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どのカップルも、スタート地点は同じ。ふたりの「好き」から始まります。
だけど、そのまま終わるか、さらに進んで「好きの一歩先」までいけるかは、まさにふたりの頑張り次第です。


じゃあ、自分たちふたりが果たしてその「一歩先」まで進んでこれたかどうかは、例えばどんな場面でチェックできるのでしょうか?
今回は、男子が「彼女と少し前に進めたな」と実感するタイミングについてご紹介したいと思います。

■1.浮気は心配。だけど信頼

「もちろん彼女が他の男を好きになったら……みたいな心配はもちろんあるけど、だけど具体的な不安はなくて、例えば彼女が男のいる飲み会に行ったり男友達とLINEしてたりしても、彼女が自分で自分を律してくれるって信頼できるようになったのが進歩かな」(メーカー/24才)


浮気とかなんて一ミリも気にしてないって言ったら、それはもはや好きですらないんじゃないかという気がしますから、そこまでいってしまうのは違うんでしょう。


だけど、「嫌」という気持ちがありつつも、具体的に対策を講じたり彼を縛ったりみたいなことはしない。それが嫌って相手もわかってくれていて、きちんと自分のことは自分で管理してくれるはずだから。こういうレベルにいけたら、毎日心が平和で「付き合ってるのがただただ楽しくて幸せ」と感じられるようになりますよね。

■2.何もしてなくても幸せ

「だんだん、どこかに行ってアクティビティしたりしなくても、ただ家でふたりで寝転がってそれぞれ別のことをしているだけでも、幸せだなーって感じられるようになったのが嬉しい変化かも」(教員/25才)


「何かをして楽しいのが恋。何もしなくても楽しいのが愛」私はこう思うんです。




付き合いはじめは、「場所」や「イベント」の楽しさやムードを借りないとあまり楽しめない。それはまだ、「ふたりの世界」が十分に出来上がっていないからだと思います。


どこにいても、何をしてても変わらないふたりのペース、雰囲気が持てるようになるほどたくさんの時間を共有してきたカップルだけが到達できる境地。結婚に至るカップルは、結婚直前期にはこういう状態になっていて、周りのそういうのがわかんない人から「それで本当に愛し合ってるの⁉︎ 信じられなーい!」とか言われていることがよくあるように思います。

■3.ケンカが怖くない

「たしかにケンカはするけど、ケンカしてても、別に『ひょっとしたら別れてしまう?』みたいな怖さはないよね」(通信/23才)


付き合いはじめの頃のケンカはとても怖いです。まだふたりの関係性が十分に強固じゃなくて、ケンカという嵐で倒壊してしまいそうな木がするから。


だけど、ケンカと仲直りを繰り返していくことで、「ケンカしてもちゃんと仲直りできる。別れたりしないぞ」という成功体験を積み上げる中で、ケンカの嵐じゃびくともしない頑丈な関係性がだんだんと出来上がっていく。


ケンカって筋肉痛と同じで、「仲悪くなるため」のものじゃなくて、破壊と修復を通じて、「何があっても大丈夫なふたり」を作っていく活動なんですよね。

■4.恋愛が他人事になる

「友達の恋バナとかを聞いてると微笑んでしまうというか、なんかいい意味で『俺にもそういう時代があったな』みたいな気分になる」(SE/25才)


もちろん自分も彼女という存在がいるわけですが、かといって、「恋してる?」みたいに聞かれると、なんかそういうアチュラチュな意味での恋とは少し違う気がする。


恋人との関係がある程度進んでくると、そういう心境になることがあります。




それってまさしく、「恋」→「愛」に移行しつつあることを自分の本音が敏感に感じ取っているサインだと思うんです。
「恋? 恋かー……。なんかちょっともうそういうのピンとこないかも……」と思ったことはありますか?

■おわりに

今回紹介したのは男子側の本音ですが、もちろん、彼氏がこういうことを感じているということは、その裏では彼女も同じことを感じているということ。だから、あなたが今回紹介しているようなことを感じているのなら、あなたの彼も同じ気持ちということです。


一晩二晩でなれるものではないと思いますが、もしもあなたと彼との関係に一つでも当てはまるものがあるのなら、うれしいですね。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)