誕生日サプライズはあり?なし?(写真はイメージ)

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現役高校生で女優の白本彩奈さん(16)が、高校生の間で誕生日サプライズがはやっているとテレビの情報番組で発言したところ、ツイッターなどで話題になり、微妙な波紋が広がっている。

誕生日の級友の机の上にサプライズでお菓子が山盛りになっているというのだが、プレッシャーを感じたり、面倒くさいと感じたりしている人もいる一方、そうした流行は一部にすぎない、という指摘も出ている。

登校すると机の上にお菓子が山盛りに...

2018年7月15日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」では、レストランでのサプライズ演出はどう思うかが議論になった。

コメンテーターの間では、社会学者の古市憲寿さんは「お祝いしてあげれば」と肯定的な意見を述べ、一方、いとうあさこさんは「あたしは苦手派で」、落語家の立川志らくさんも「私は嫌いです」と顔を曇らせた。

ここで、司会の佐々木恭子アナが「高校生、今どういうお祝いをするんですか?」と白本さんに水を向ける。

すると、白本さんは、「もうサプライズが当たり前なんです」と即答した。高校生の間で主流になっていることとして、こう明かした。

「まず学校では、朝来たら、『おめでとう』の歌とお菓子が机に山盛りになって置いてあります」

白本さんは、「もう教室、自分の机の上がもうこれくらいの」と両手を広げて見せ、番組では、キットカットなどのお菓子がてんこ盛りになった机の前で白本さんがはしゃぐ様子の写真が紹介された。

これに対し、立川志らくさんがすかさず拒否反応を見せた。

「私だったら...もう、この学校辞めます!」

コメンテーターの松本人志さんも「さすがにちょっと気が重いかな」と首を傾げたが、それでも白本彩奈さんは意に介さない様子だ。

「自分だけ何もサプライズなかったらショック」

「めちゃくちゃうれしいですし、お菓子も当たり前なんですけど、バルーン、風船はもう当たり前のように使います」

白本さんは、自宅で風船を200個ぐらい膨らませたといい、風船に囲まれた誕生日祝いの写真も番組で披露された。

松本人志さんが「来年これよりちょっと質落ちたら、落ち込まない?」と聞くと、白本さんは、「けっこうプレッシャーはありますね」としながらも、「これが当たり前です、もう」と強調していた。サプライズでは、「顔面パイ」も行うといい、「やったー!って、投げられたら」と話し、インスタ映えなどを狙ってSNSにも投稿すると明かした。高校では毎月、3回ぐらいこんなことがあるため、「毎日がサプライズ」だとしていた。

番組放送後に、白本さんの発言はツイッター上などで話題になった。

「自由だなぁ」「別にいいんじゃない?」との感想もあったものの、立川志らくさんのような反応の方も多い。「私ならされたくない。反応に困る」「うわぁ今の女子高生めんどくせぇ〜」「自分だけ何もサプライズなかったらショック」「こんな学校イヤ、不登校んなる」などだ。

また、自分の高校では、そんなことははやっていないとの声も出ている。