クロアチア代表モドリッチ&ラキティッチ 激熱メッセージ交換で“家族愛”2ショット
ロシアW杯でクロアチアをけん引したコンビ、友情を超えるユニフォーム交換
ロシア・ワールドカップ(W杯)で最も感動を呼んだコンビとなったのは、準優勝のクロアチアの“心臓”となったMFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)とMFイバン・ラキティッチ(バルセロナ)だろう。
フランスとの決勝戦(2-4)を終えた後、お互いのユニフォームに友情を超えたメッセージを刻んだとスペイン紙「マルカ」が報じている。
同紙が掲載している写真では、モドリッチの10番ユニフォームをラキティッチが、ラキティッチの7番ユニフォームをモドリッチが手にしている。そこに刻まれている文字はそれぞれこうなっている。
「僕にとっての心からの弟、イバン。君とこのピッチで偉大な瞬間を共有できたことを誇りに思っている」
「自分の心からの兄であるルカ、今大会の全ての時間、あなたとともに共有できたことは偉大で光栄なことだった」
友情のみならず、家族愛すら感じさせるメッセージをそれぞれ刻んだ。二人はグループリーグ初戦から決勝戦まで全7試合でプレー。モドリッチは694分プレーし、2ゴール1アシストで大会MVPを受賞した一方、ラキティッチも639分ピッチに立ってモドリッチのゲームメークを補佐した。
ラキティッチの後ろからモドリッチが“イタズラ”の一幕も
準々決勝ロシア戦では勝利を決める5人目としてPKを成功させたラキティッチがフラッシュインタビューを受ける際、モドリッチが後ろの透明ボードを叩く“イタズラ”を仕掛けるなど、その仲良しぶりは大会通じて知れ渡った。
普段は永遠のライバルであるレアル・マドリードとバルセロナに所属する二人だが、同紙も「その対抗戦から離れ、ユニフォームと国旗というお互いの威信のために戦った」と絶賛したほどだ。技術、連係、そして献身性を余すことなく見せつけたモドリッチ&ラキティッチは、最後まで爽やかな印象を残した。(Football ZONE web編集部)