日本には、旅行だけでなく、仕事上の駐在や留学先としてやってくる中国人も少なくない。そんな時に、中国とは異なる日本の慣習とは・・・(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・東方網は12日、「日本に行く前に知っておいたほうがいいこと」を紹介する記事を掲載した。紹介しているのはおもに、短期間で日本を訪れる人よりも、これから日本で生活しようと考えている人が知っておくべき情報だ。

 まずは、「収入が多い一方で、その分物価も高い」とし、リンゴが2つで200円、スイカが半分で1000円といった値段で売られていると紹介。「1000円もあれば、中国ではスイカなど山になるぐらい買える」とした。

 続いては、日本で部屋を借りる時の慣例について言及。「部屋を借りるには、お金のほかに人も必要だ。通常は不動産会社が仲介し、外国人は日本人あるいは永住資格を持つ外国人を保証人に付けなければならない。そして、契約の際には敷金や礼金、仲介手数用が必要となり、初期費用は家賃の6倍にもなることがある」と説明している。

 また、「自動車本体の価格は高くないが、駐車場代が非常に高い。コインパーキングでは10分単位で料金が加算される場所もあり、大都会では1回の駐車で数千円になることもあるのだ」としたほか、引っ越しで業者に依頼する場合は最低でも1週間前に連絡しないと間に合わず、引っ越し後のインターネット整備には半月程度かかることが多いと伝えた。

 さらに、「花粉症に罹る人が非常に多く、春には3000万人あまりが花粉症の憂き目に遭う。日本では、花粉を付着させない衣服、顔を覆うマスクやゴーグル、目の洗浄液、抗アレルギー薬など、花粉関連の産業も発展している」と紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)