3位決定戦に挑むイングランド…指揮官が意気込み「今後の成長のために」

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 イングランド代表のガレス・サウスゲート監督が、2018 FIFAワールドカップ ロシア・3位決定戦のベルギー代表戦に向けて意気込みを語った。13日付のイギリスメディア『スカイスポーツ』が同監督のコメントを伝えている。

 イングランド代表は優勝した自国開催の1966年大会以来、52年ぶりの決勝進出を目指したものの、準決勝でクロアチア代表に敗れて3位決定戦に挑むこととなった。まず、サウスゲート監督は今大会での躍進が選手たちにとって貴重な経験になっていると語った。

「今大会で選手たちが経験していることは、1996年(自国開催の欧州選手権)や1966年(自国開催のW杯)の体験と似ている。90年代に生まれた選手たちが多いから、彼らにとって当時を思い出すのは難しい。だから、今大会のように国民が興奮している姿を見るのは初めてのことだろう。貴重な経験になっているはずだ」

 サウスゲート監督は選手同様にW杯の決勝進出を逃したショックが大きいことを明かしつつも、切り替えて3位決定戦での経験を今後に繋げていくべきだと続けた。

「選手たちには敗戦からの切り替えが大事だと伝えた。私は選手だった頃から割り切った考えをする人間だった。私の仕事は監督であり、選手とは違った心境であるべきだと思う。けれども、やはり(クロアチア代表戦の敗戦は)悔しいものだよ。残り少ない日数となったが、今後の成長のために多くのことを選手たちに伝えていきたいと思う」