「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018」が開幕

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 今年15回の節目を迎えた「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018」のオープニングセレモニーとオープニング作品「君がまた走り出すとき」の舞台挨拶が7月13日、埼玉・ 川口のSKIPシティ映像ホールで行われた。

 同映画祭は世界に先駆け、デジタルシネマにフォーカスした次代を担う若手映像クリエイターの登竜門。今年はコンペティション部門を国際部門(10本)と国内部門(4本)に分けるなどリニューアルし、過去最高の98か国、832本の応募があった。オープニング・セレモニーでは、上田清司・埼玉県知事、奥ノ木信夫・川口市長、国際コンペ部門の審査委員長を務める女優の渡辺真起子をはじめ、コンペの審査員、ノミネート作品の関係者らが一堂に会した。

 「君がまた走り出すとき」の上映では、中泉裕矢監督、佐藤浩市を父に持つ、若手注目株の寛一郎ら出演者が登壇。同作は、日本人男性として初めて世界6大マラソンを走破した川口市在住の市民ランナー・古市武さんの生き様に触発され、マラソンを通じて人生を見つめ直す人々の姿を描く群像劇。開催地・川口市が製作し、市内各所で撮影が行われ、エキストラとして約300人の市民が参加した。

 友人の誘いを断りきれずに、犯罪に手を染めてしまった主人公の青年を演じた寛一郎は「映画祭の記念すべき15周年のオープニング作品の主演を務めさせていただくことを光栄に思います。現場は雰囲気、居心地がよく、監督を始め、素敵な方ばかりで、楽しく撮影させていただきました。お客さんも楽しんでいただければ」と挨拶。

 ふとしたことから、主人公と同居する作家志望のヒロインを演じた山下リオは「撮影していたのは5月下旬。まだ2か月経っていないんですけども、昔のことのように思えます。それくらい毎日、撮影が楽しくて、充実していました。特に役作りはなく、等身大で演じました」と振り返った。

 アパートの大家役の松原智恵子は「寛一郎君ら孫に囲まれ、アパートの住民の方々に助けられる役。寛一郎君は、私がセリフを忘れると、教えてくれるんです。とっても優しい子なんです」。長谷川初範は「孫のような年のキャストに囲まれ、楽しくお仕事をさせていただきした。最近の若い俳優さんは優秀な方が多いというのが実感です」と話していた。

 中泉監督は「キャストがこんなに揃っていったのは初めてかも。顔ぶれを見て、面白そうな映画だなと思いました」と自画自賛。ほかに菜葉菜、辻本祐樹、綱島恵里香が出演している。

 「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」は22日までの10日間、開催される。