テレビ東京のビジネスドラマ新作

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 テレビ東京がビジネスドラマを放送する「ドラマBiz」枠の第2弾「ラストチャンス 再生請負人」の会見が7月13日、東京・六本木一丁目の同社で行われ、主演の仲村トオルをはじめ共演の椎名桔平、長谷川京子、水野美紀、和田正人、大谷亮平、勝村政信、町田啓太が出席した。

 江上剛氏による小説が原作。長年勤めた銀行を辞めた樫村徹夫(仲村)が、異業界の飲食フランチャイズ企業「デリシャス・フード」のCFO(最高財務責任者)へ転職し、会社再建のため奮闘する姿をドラマチックに描く。

 この日は物語になぞらえ「仲村演じる樫村がデリシャス・フードの社長に就任し、会見を行う」という形で進行。ピンスポットに照らされた仲村は、「13日の金曜日。そんな日に社長就任会見をしなければならないほど、我が社は追い詰められています! 業績が芳しくありません」と現状を嘆きつつ、「飲食業界はまったくのド素人。例えて言うなら、サッカー未経験者が日本代表監督になるようなものです。責められるべきは、キャスティングしたほうでしょう。しかし我が社には、本田や香川のように経験豊富な社員や、乾や柴崎のような旬で素晴らしく優秀な社員がいます。マスコミの皆様には追い風、援護射撃をお願いしたい。決して“なんとか砲”を撃たないでもらいたい。この難局をともに戦っていきましょう」とウィットに富んだ語り口で報道陣を笑わせた。

 それでも、「社長役をやれる年齢になったんだと感じたのは、撮影中に岩松了さんとご一緒した時。桔平さんと勝村さんと僕を見た岩松さんが『働き盛りの男たちが相手だな』と」としみじみ語り、「仕事を頑張っている人々へのエールになる作品。お子さんたちにも、『お父さんやお母さんは頑張っているんだぞ』と伝わる」と熱心にアピール。デリシャス・フードの創業メンバー・岸野聡役の勝村は「僕ら、ベテランとまではいっていないですが、積み上げてきた経験が投影されるドラマに出合えたことは宝です」と明かし、「自分で言うのもなんですが、いいドラマになっていると思います。こういうドラマが増えていくと、幅が広がって、もっともっと芸術が文化として成立していく」と真摯な思いを込めた。

 また今年1〜5月に行われた撮影の様子を問われると、仲村は「大人の余裕がある現場でした。男性キャストはスポーツの話で盛り上がりました。女性陣の水野さんと長谷川さんとは、子育ての話をしました」と振り返る。銀行員時代は樫村と同期だった経営コンサルタント・宮内亮役の椎名は「かっちゃんが話題を提供してくれて、みんなでああだこうだ言い合う。ムードメーカーでしたね」と、旧知の間柄の勝村に目を向けていた。

 「ラストチャンス 再生請負人」は、テレビ東京系で7月16日から毎週月曜午後10時に放送。