現代に甦った恐竜たちが巻き起こす恐怖の惨劇を迫力満点に描き、恐竜映画の金字塔となった映画『ジュラシック・パーク』の誕生から25年。シリーズは『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』、『ジュラシック・パーク lll』、『ジュラシック・ワールド』と歩みを進め、最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で、さらなる進化を遂げる。

本作では、恐竜たちが生き抜く野生の島と化した元・大人気テーマパーク「ジュラシック・ワールド」に火山の大噴火が予兆され、人間たちが恐竜を救い出そうと試みる“のだがしかし”……というストーリー。冒頭から「嫌な予感がする……」ならぬ「ハラハラドキドキ」感が充満し、スリルとドラマの絶妙バランスに胸が高鳴り続ける。

2015年最大のヒット作となった前作『ジュラシック・ワールド』より続投したオーウェン役のクリス・プラット、クレア役のブライス・ダラス・ハワードが、ジャパンプレミアに参加する為に来日。互いに惹かれ合いながら、生存本能のすべてをさらけ出す刺激的なカップルを演じたふたりに、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の桁違いの情熱を語ってもらった。

――『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、アクションが非常にパワーアップしていました。戦う、走る、潜る、転がる……の中で、一番きつかったのは?

クリス それぞれのシーンごとに違った苦労はあるんだけど、中でも挙げるなら、水中に飛び込むシーンだね。水中だから大変というだけではなく、監督のこだわりのシーンだったから、「どうしてもここから撮りたい」というカメラの位置があって、僕らもそれに合わせて動かないといけなかったんだ。本当に難しかった! あとはね……観ていてわかったよね? やたらめったら走らされるんだ(笑)! 僕も年を取ってきているから膝がガクガクで、めちゃくちゃきつかったよ。正直、「これは楽だったな」と思うシーンのほうが少ないくらいさ。

ブライス 本当にクリスの言う通り! すべてのアクションシーンに挑戦はつきものだけど、観ている方に簡単にこなしているとは思わせたくないし、ワクワクするシーンにしたいの。それを達成するのにいい方法は、現場がそれだけ大変であればいいわけで(笑)。私、スタントの日が一番好きなの。だって、全力で臨まなければいけないし、適当には流せないもの。野心的なアクションシークエンスほど、やはり皆さんの記憶に残るでしょ? 本作で言えば、ジャイロスフィア(円形の乗り物)のシーンだったり、屋上でのシーンね。記憶に残ってもらえたなら、私たちもすごく報われるわ。

――本作ではドラマパートもしっかりとあり、ブルー(ヴェロキラプトル)と心を通わせるシーンは特に感動的でした。

クリス ブルーとオーウェンの関係に心を動かされたんだね!? 演じた甲斐があった!

ブライス (笑)。

クリス ブルーとオーウェンの関係に共感できなければ、それでアウトだからね。かなり重要な要素になっていると思う。あの関係は前作から徐々に盛り上げてきているし、前作を観ているからこそ共感できるところもあるので、観ているかどうかで捉え方も変わってくるはず。

トラやライオンのようなネコ科の動物って、ちょっとでも隙を見せると襲い掛かってくる習性があるんだけど、劇中でブルーは、オーウェンがちょっとでも弱った素ぶりを見せると鼻を摺り寄せてきて、襲うどころか逆に共感を示してくれるんだ。そういった意味で、ブルーは犬や哺乳類に近いと思わせる。非常に忠実な相棒になる可能性を秘めているんだ。

――実際、動物と心を通わせた経験はありますか?

ブライス 人間と動物の関係の純粋さっていうのは、異なる言語を持っているところで表現されると思うの。動物はしゃべらないけど、言葉を超えて理解できるし、通じ合うことができるわ。これは、人間にも持てる力だと思う。私たちも普段、人間同士、あるいは人間と動物の関係の中で、そうあろうと模索しているのではないかな、と思うの。劇中、オーウェンとブルーの関係は、だからこそ純粋だし、ほかのすべての関係性を超越している。複雑なところは全くない、父と娘のような純粋さを持っているように感じるの。

――もし、本作のような危機的状況に陥ったとしたら、クリスとブライス、どちらが対応できそうですか?

ブライス もし、そういう状況が起こるならば、絶対にクリスの家に行くわ!!

クリス (笑)。

ブライス どんな恐ろしい状況になろうとも、彼だったら準備万端! 絶対にクリスは攻撃してはいけない人よ。すごくタフガイだし、何があっても、自分や周りの人を絶対に守ってくれる人だから。

クリス ブライスの言う通り、まずは僕に襲いかかろうなんて、しちゃあいけないよ? かかってくるのは大間違い。なぜかって、ブライスが僕にとっての「ブルー」のような存在だからね。

ブライス (クリスに何かあったら相手を)殺すわよ♡?

クリス 本当に! 僕が傷ついたりしたら、ブライスが黙っちゃいないから。ブライスはこんなに美しいけど、実はものすごく鋭い恐竜並みの爪を隠し持っていて、いざとなったら「シャキーン」と出てきたりするんだよ。だから、ブライスを怒らせないこともかなり大事、気をつけてね。(インタビュー・文=赤山恭子/写真=奥野和彦)

映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は2018年7月13日(金)より、全国ロードショー。


(C)Universal Pictures

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