ベティス移籍の乾貴士

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サッカー日本代表MFの乾貴士選手が12日、東京・六本木の駐日スペイン大使館にて、スペイン1部リーガ・エスパニョーラのレアル・ベティスへの入団会見を行った。

3年間プレーした同1部のバイエルから移籍。W杯前の6月1日に、2年契約を結んでいた。

乾が選んだ新天地・ベティスは、昨シーズン終盤は6連勝を飾り、勝ち点33ポイント中23ポイントを獲得し、UEFAヨーロッパリーグの返り咲きを果たしたチームだ。

日本人アタッカーとして期待されて入団。「30歳になりましたし、これがラストの移籍。もちろん、迷いましたが、挑戦したいと思いました」と決意を口にした。

なお、母国において入団会見を行ったリーガ初の選手になった、乾。「こういう機会は、日本もスペインにとってもすごく良いことだと思う。こういう機会が増えるかは、ここからの自分の活躍次第だと思う」と気を引き締める場面もあった。

今夏のW杯のパフォーマンスで、名を知らしめた。反響を聞かれた乾は「今までは(街の人に)顔を指されることはなかったけれど、電車に乗るたびに顔をさされるし、プールに行くだけで、盗撮もされる」と戸惑いを報告。

それでも「この間、子供の運動会に行ったら、子供たちがいっぱい寄ってきてくれた。こんなことが起きたので、W杯の影響は大きく感じています」と笑顔を広げ、周囲の変化を明かしていた。

▼ 背番号は日本代表と同じ「14番」に

「レアル・ベティス・入団会見」にて