美しすぎるモデルさんをお洒落ビアバーで口説こうと思ったら、まったくお門違いだった話
昨今、ビアバーがお洒落に進化しているという! デートに使えるほどのお店も多いと聞くが、その真相はいかに!?
今回は編集部の船山が目黒で人気の『Another8』で、ビアバーが本当にデートに使えるかを検証!
「普段はシャンパン派」という、モデルの松井さんを連れて、いざ勝負!
「いかにスマートに女子を飲みに誘うか」は、編集部の船山にとっての人生テーマ。
夏の気配を肌で感じる6月某日の夜。
雑誌や広告などで活躍中の松井さんは、街を歩けば皆が振り返るような、絶世の美女!
「ビールですか?私、シャンパン派なんですよね」と渋り気味な彼女を連れてやってきたのは、目黒の人気店『Another8』。
なんでも、船山が頻繁に通っているんだとか。
到着すると早速、「すごい、お洒落!ビアバーっぽくないですね。中が見えてて開放感もある」と早くも、驚く松井さん。
入口からすぐの場所にタップが8つ並ぶ。銘柄は日ごとに変わる
店に入るとすぐに、キャッシュオンのカウンターが。早速、ビールの種類について質問。
8種類あるタップから、「フルーティ」という言葉に釣られ、京都醸造の「週休6日」を選んだ。
ビールは国産と海外のゲストビアを半々で。サイズはSサイズ¥700、Mサイズ¥850、Lサイズ¥1,200の3種類から選べる。
量が飲めない女性にも嬉しい気遣い。
取材当日のおすすめは、この3種。奥から京都醸造「週休6日」、横浜ビール「横浜ラガー」、Be Easy Brewing「しゃすねえ」
「スタッフさんがフランクですね。ビアバーってもっと偉そうなイメージでした」。
このお店は、カウンターやベンチ型、テーブル席にスタンディングと4種類の席があり、自由に選べるのが特徴。
スタンディングスペースに誘導する船山に対し、優しい笑顔で「こちらでもいいですか?」とベンチ型の席へ。
このベンチだと距離が近い! と、美女を前にニヤケ顔が止まらない
ここで、乾杯。喉を鳴らしてビールを飲む船山の横で、上品にグラスを傾け「わ、美味しい」と目を見開く。
「週休6日」は、ホップの香りが爽やかで、彼女の好みにドンピシャだったようだ。
「女性が飲みやすいビールも必ずオンリストしてます」とスタッフの方。
「週休6日」をいたく気に入った様子で、おかわりまで!
ビアバーなのに、女性が多いのはそういう理由もあるのか。
「私、飲むと食べちゃうんです。だから、料理って重要で」と、松井さんは料理メニューにも興味津々。
気になっていた自家製のスモークものを2種類オーダーしてみる。もちろん、こちらもキャッシュオン。
松井さん絶賛の「スモークさばとキムチのピリ辛和え」¥500と「スモーク卵のポテトサラダ」¥600
特に「スモークさばとキムチのピリ辛和え」にハマッたよう。
「ビアバーって軽いおつまみしかないと思っていたけど、味も本格的! 他のものも相当なクオリティなんでしょうね」と満面の笑み。
1杯目を飲み干し、船山が2杯目をオーダーして、戻ってくると、あれ? 松井さんがいない。
カウンターはスタッフとも話しやすく、人気。23時を過ぎると、おひとり様が並び、みんなが知り合いになっていく
店内を見渡すと、カウンター席に座り、スタッフと談笑している。
船山に気づくと「こっちで飲みましょう!」と今度はスタンディングスペースに。
この日は、(後ろの)テーブルに座っていた海外の方とも意気投合! チアーズ!
カウンターで知り合った人と、今度は3人で。こうやって気軽に移動できるのも、この店の魅力。
「いろんな人と出会えるから、思わず長居しちゃう! 泡で上品にもいいけど、ビールってみんながフランクに繋がれるんですね!」と松井さん。
ふたりきりのチャンスを狙う船山をよそに、他の人と乾杯、乾杯!
結局、そこにいたお客さんたちとグループで飲むことになり、楽しすぎて取材時間をオーバー!
松井さんは船山そっちのけ!
結論! お洒落ビアバーは、すぐに他の人とコミュニケーションが取れちゃうから、デート向きではない!(笑)
でも、とにかくビールを楽しく飲みたければ最高の場所!
今度お誘いするときは、個室のあるお店にしようと誓うのであった。(多分、今度はない)
音楽はソウルミュージックが中心。この日はメロウな80’sが。DJを入れたイベントも開催している
Photos/Ryoma Yagi, Hair & Make/AKANE, Text/Keiko Kodera