7月9日、人気YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン・29)が西日本豪雨災害への支援として「Yahoo!基金」への寄付を呼びかける動画を投稿した。その影響もあり、現在、32万人以上から総額約2億6000万円の寄付が集まっている。

 HIKAKINは、「いま僕にできることは、この現実を拡散して少しでも多くの方に現状を知っていただくこと」とし、「僕1人が100万円募金するよりも、皆さんの100円の方がずっとすごいパワーを持ってます」と、視聴者に募金を呼びかけた。

 HIKAKIN本人も上限金額である100万円を寄付しているのだが、これに対し《只の偽善者。それを出来るのは金持ちだから》といった厳しいコメントも。一方、《偽善で募金の何ダメなのか、ぼくバカだからわかんない(´・ω・`)》などネット上では賛否両論となっている。

 この論争がツイッター上で、なぜか別のテーマに拡大している。「被災地支援として折り鶴を贈るのは是か非か」というものだ。

 折り鶴論争は、大きな災害が起きるたびに勃発する恒例の話題だ。「折り手の優しい気持ちを考えて」という意見と、「復興には邪魔なだけ」という意見が毎回鋭く対立してしまう。

《自分が災害にあった時に、誰からも見舞い金等をもらえず、折り鶴だけ大量にもらっても「ありがとう!」って言えるんだろうな》
《千羽鶴、アレが何の腹の足しにもならないのは事実だけど、ソレをもって「折鶴を送る方は迷惑サイコパス!」とまでは言えないと思う》 

 なかなか意見の一致は見られないが、なかにはこうした指摘も。 

《どうしてもどこかに折り鶴を送りたくなったら広島、長崎の原爆関連の所定の施設に送ってあげてほしい。ちゃんと保管場所あるし受け付けてるし、送られてきた折り鶴で再生紙も作ってるから》
 

 実際、広島には「折り鶴ノートプロジェクト」があり、折り鶴から作った再生紙でノートを作り、世界中の子どもたちに配ろうという動きもある。

 善意を贈るにも、ちょっとした気配りが必要なのかもしれない。