洗い物中の女性

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台所用スポンジってどう選ぶ?

自炊をすると、毎日発生する洗い物。台所用スポンジの選び方とは?

キッチン用品売場では色んな種類の台所用スポンジが売られている。使い心地の好みで選んでしまいがちだが、洗う物によってスポンジの向き不向きがあるのをご存じだろうか?

台所用は大別すると「スポンジ」と「スポンジたわし」がある

「スポンジ」と「スポンジたわし」の一体型

一般的な台所用スポンジは「スポンジ」と「スポンジたわし」に分けられる。見分け方は簡単で、気泡があって柔らかい部分だけの物が「スポンジ」で、硬くて磨き洗いやこすり洗いに適した部分とスポンジが合わさった物が「スポンジたわし」だ。

使う面を使い分けることで色んな用途に対応できるためスポンジたわしは人気だが、スポンジたわしを使う場合、購入する時にたわしの部分がどういう素材かチェックしておこう。

スポンジは素材の違いがあれど、洗うものを傷つけない柔らかな素材でできているのがほとんど。だが、たわし部分は商品によって「研磨剤」が入っている物と入っていない物に分けられる。研磨剤の入っている物の方が洗浄力は格段に強いのだが、その代わり摩擦で洗う物に傷をつけてしまいがちなのだ。

鉄の鍋の焦げ付きをしっかり落としたい、という場合であれば研磨剤入りの物がおすすめだが、フライパンや鍋の内側がテフロンでコートされている場合、研磨剤入りのタワシ部分は硬すぎて樹脂加工された部分に傷を付け、劣化を早めてしまうことがあるので要注意。

もし、テフロン加工の調理器具の傷みが早いなと感じたときは、スポンジたわしに研磨剤が入っていないかどうかチェックしよう。また、研磨剤が入っていない物でも硬めの素材の物で力を入れすぎると傷が入ってしまうので、洗うときは力加減にもご注意を。

スポンジたわしとスポンジは、どう使い分ける?

何気なくスポンジを使っていたので、判断が難しい……

スポンジたわしは硬めでしっかりしている物が多いので、陶器や調理器具など比較的強い力で洗って良い物に向いている。

スポンジ単体の物はプラスチックやガラス食器など、傷がつきやすい素材の物を洗う用途に向いている。ポリウレタンやセルロースなど素材によって感触や水の含み方、泡立ちが違うので、好みで選ぼう。

スポンジの素材で注意したいのが、メラミン素材のもの。メラミンスポンジを使って磨くと傷もなくきれいに洗い上げているように見えるが、極小の繊維のおかげで非常に研磨力が強く、目に見えない細かな傷がたくさんついてしまうのだ。

そのため、プラスチックに絵柄がプリントされた食器などは模様が削り落とされてしまうことも。メラミン素材のスポンジはシンク磨きなどの掃除用なので、お皿洗いなどには使わないようにしよう。

台所スポンジの使い方のコツ

ネットスポンジも、持っていると便利なアイテム

できれば台所用スポンジは用途に合わせて複数のタイプを使い分けするのが理想的。

傷が付きやすいものは「ネットスポンジ」と呼ばれる薄く柔らかいタイプが向いているし、こびりついた汚れを落とすには少し硬めのスポンジたわしが向いている。また、油のついた調理器具を洗った後は、スポンジ自体をよく洗わないと、油汚れを含んだ泡で次に洗う食器の汚れ落ちが悪くなることもある。

一つのスポンジを使い回す場合は、汚れの軽いものから順に洗う、スポンジたわしを使って洗うものによって使う面を変えるなどのちょっとした工夫で洗い上がりがきれいになる。

また、スポンジが水気を含んだままの状態では雑菌が増加してしまう。洗い物の後はよく洗って水気を切って干すように置いておこう。

スポンジを消毒したい場合はボウルなどに入れて熱湯をかけ、一分程度置いたらすぐに流水をかけて冷やしてから水気を絞って乾かすと良いだろう。(熱湯をかけて放置すると、雑菌の繁殖しやすい温かい温度がしばらく保たれてしまうのでNG)

スポンジは消耗品なので、月に1度は取り替えることを目安にしよう!

文=平野さゆり
webライター。田舎で野菜を育てながら、暮らしに密着した記事を中心に執筆活動している

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