カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチは7月11日、AppleのiPhone8が2018年5月のスマートフォン世界売上ランキングで1位を獲得したことを発表した。同社の調査によると、Apple iPhone 8、Samsung Galaxy S9 Plus、Apple iPhone Xがランキングの上位3位に並ぶ。2018年4月の調査では、首位がSamsung Galaxy S9 Plusだったので、Appleは2018年3月調査以来の首位奪還となる。

同調査では、以下のスマートフォンがランキング上位となった。

Apple iPhone 8:2.4%
Samsung Galaxy S9 Plus:2.4%
Apple iPhone X:2.3%
Xiaomi Redmi 5A:2.2%
Apple iPhone 8 Plus:2.1%
Samsung Galaxy S9:2.1%
Huawei P20 Lite:1.4%
Vivo X21:1.4%
Xiaomi Redmi 5 Plus/Note 5:1.3%
OPPO A83:1.2%

同社はマーケットインサイトとして、各スマートフォンの動向について言及。Samsung Galaxy S9については「欧州での売上は前月比で落ち着きを見せたが、米国での売上は安定」とし、4位と9位に入ったXiaomiは「中国市場での売上に勢いが出て、インドでも好調が持続」としたうえで「新しく市場に出たXiaomi 8はベストセラー機種になるのでは」と発表した。

同社からApple製品の市場動向についてのマーケットインサイトは発表されなかったが、同社の2018年2月と3月の調査でAppleはiPhoneでトップを飾っている。2018年2月にはiPhone X(5.1%)、iPhone 8(3.1%)、iPhone 7(2.2%)、iPhone 8 Plus(1.9%)と上位4位を独占し、3月には2018年2月にはiPhone X(3.5%)、iPhone 8 Plus(2.3%)と上位2位という地位を占めた。本調査においては、Apple・Samsung・Xiaomiが上位5位を争う結果となったが、次回調査では6月に販売開始したXiaomi 8と本調査で首位のAppleがどのように動くか注目される。

発表資料
URL:https://bit.ly/2ukbS5b

Counterpoint Technology Market Research
URL:https://www.counterpointresearch.com/
2018/07/11