大正時代の結霜ガラス引き戸や枘穴のある柱など、店内の随所に日本の伝統的な木造建築技術が!

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連日お客さんでにぎわう「琵琶湖テラス」(滋賀県大津市)をはじめ、日に日に人気が高まっている滋賀県には、まだまだ知られざる魅力がいっぱい!そこで今回は、琵琶湖湖畔にある高島市を舞台に、パノラマ絶景やユニークグルメなど、楽しみ盛りだくさんな旅を紹介しよう。

【写真を見る】約50種類のユリが咲き誇る。園内をカラフルに彩る姿にうっとり♪

■ まずは、レトロカフェで腹ごしらえ!

旅の始まりは、腹ごしらえから!ということで、ヘルシーで体にいい食事が味わえる「喫茶 古良慕(こらぼ)」へ向かおう。古民家の移築再生や古材販売などを手掛ける「島村葭(しまむらよし)商店」が運営するカフェで、150年以上前の古材や貴重な古い建具で構成された店内には、趣ある雰囲気が広がる。

食事は野菜をふんだんに使ったランチが人気で、「週替りごはんプレート」(1080円)には約7種類のおかずが付く。かまどで炊いたご飯はお代わり自由なので、旅にそなえて、しっかり食べておこう!

■ つづいて、大パノラマと個性派デザートを満喫!

おなかが満たされたら、いよいよ観光スタート!まずは、「喫茶 古良慕」から車で約15分走った先にある「びわこ箱館山ゆり園」へ。2018年6月にオープンした新スポットで、「箱館山スキー場」にグリーンシーズン(6月末〜8月下旬)だけ登場する。

園内にある「びわ湖のみえる丘」からは、約250万輪のユリと琵琶湖を一望できる。また、併設している「パフェ専門店 LAMP」には、10種類のオリジナルパフェが!ランプの形をしたかわいいパフェは個性的で、写真映えもばっちりだ。

■ どこまでも続く緑のトンネルをドライブ!

次は、「メタセコイア並木」をドライブ。日頃の喧騒を忘れて、のんびり過ごすのも旅の醍醐味だ。

見渡す限りにまっすぐ続く全長約2.4kmの一本道には、高さ約12mのメタセコイアの木が、500本ほど立ち並ぶ。夏は深緑の葉が生い茂り、その美しさから新・日本街路樹百景にも選定された。

■ お土産探しも楽しみのひとつ

並木を抜けた先すぐに現れる「高島市マキノ農業公園 マキノピックランド」にも行きたい。6月中旬から9月上旬まではブルーベリー狩り、8月上旬から9月中旬まではブドウ狩り(各中学生以上1200円〜ほか)が楽しめる。地元野菜の直売所も併設しているので、新鮮な果物や夏野菜をおみやげにするのもいいかも。

■ 自然に囲まれた温泉で、リフレッシュ!

最後は「マキノ高原温泉さらさ」で旅の疲れを癒そう。大浴場や露天風呂と、水着を着て利用する混浴のエリア“バーデゾーン”から成る日帰り温泉施設で、屋外ジャグジー、ドライサウナ、水風呂などが楽しめる。高原や山脈の風景にきっと心も休まるだろう。(東海ウォーカー・東海ウォーカー編集部)