(写真)理事懇後、共同で取材に応じる(右から)田村、矢田、白、山本の4野党・会派の理事会メンバー=9日、国会内

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 カジノ実施法案を付託されている参院内閣委員会は9日、理事懇談会を開き、10日に法案の審議を行う日程を柘植芳文委員長(自民)の職権で決めました。日本共産党、国民民主党、立憲民主党、希望の会(自由・社民)は、政府をあげて大災害の対策に集中すべきときであり、カジノ法案の審議など許されないと強く抗議しました。

 理事懇では自民党が「10日に6時間の質疑を行いたい」と提案。公明党は「会期が短くなっており審議すべき」と同調し、維新の会は「審議をするなら政府の責任で国民から批判を受けないようにすべきだ」と主張しました。

 日本共産党など野党3党1会派はこれに強く反対。断続的に開いた理事懇で、最終的に10日の委員会開会を委員長職権で強行しました。

 理事懇後、野党3党1会派の理事会メンバーは共同で記者の取材に応じ、暴挙に抗議。日本共産党の田村智子議員は「なぜいま委員会を開かなければならないのか与党にも説明ができない」「災害復旧の陣頭指揮をとるべき石井啓一国土交通相が、その身分をわきにおいてカジノ担当大臣として委員会に出席するのはありえないことだ」とのべました。