生理中はなかなかぐっすり眠れない。かといって、毎回痛み止めの薬にばかり頼るのもなんだかイヤ。

女子なら誰もが抱くこのジレンマ。でもじつは、普段の眠るポーズを少し変えるだけで、生理痛の苦しみが軽減されるのです。

両足を腕で抱え込むポーズが、苦しい生理痛から救ってくれる

カリフォルニアで産婦人科医として勤務するLisa Lindley(リサ・リンドリー)先生によると、

「胎児のポーズで眠ると、生理中のお腹の筋肉のハリを緩和することができる」

のだそう。

胎児のポーズとは、横を向いて両足を折り曲げ、両腕で抱え込むポーズのこと。これをすることで、骨盤周囲の筋肉の緊張が解けて、生理痛が和らぐ効果が期待できます。

「ええ、本当に?」って半信半疑だけど、これで生理痛に苦しむことなく快眠できるなら、試さないともったいない!

骨盤周りの血行を良くすることが、生理痛緩和の近道

さらに、

「寝る前に温かいシャワーを浴びたり、パッドで骨盤周りを温めるのも効果的」

と語るLisa先生。血行を良くすることで、筋肉の緊張を和らげることも大切みたい。

腰やお腹周りをストレッチするのも良いそう。痛み止めに手を伸ばす前に、まずは骨盤の調子を整えることを心がけたいものです。

痛み止め効果だけじゃない! 経血漏れも防止してくれる

胎児のポーズで眠るメリットは、痛みの軽減だけではありません。

生理のトラッキングアプリClueがおこなった調査では、寝ている間、経血漏れを最小限に抑えてくれることも判明しています。

どんなに厚めのナプキンを使用していても、朝になるとショーツやベットカバーにまで漏れてしまっている経血。胎児のポーズで、漏れの心配もカバーしてくれるのは心強い!

下向きに寝るのは、子宮を圧迫するからダメ

逆に、生理中に避けたいのは、お腹を下にして眠るスタイル。

女性特有の病気を専門的に扱うJennifer Wider(ジェニファー・ワイダー)先生は、

「お腹が下になると子宮が圧迫され、流れ出る経血量が増えてしまうわ」

と語っています。

お腹のハリが強いと、わざと下向きになってお腹を守るように眠ることもあるけれど、これはかえって逆効果なんですね…。

生理の日だって、いつもと変わらずぐっすり快眠したい! 生理痛と眠るポーズに意外な関係があるのにはビックリでした。

次の生理がきたら、さっそく胎児のポーズ試す

いままで生理中は、まっすぐ身体を伸ばして仰向きになるのが定番のスタイルだった私。

何となくこのほうが、経血漏れしない? なんて思いこんでいたけれど、お腹が張って何度も目が覚めてしまうこともありました。

次の生理がやってきたときには、横向きになって眠る胎児のポーズを実践してみたいと思います。

[THE Sun]

写真/gettyimages