ブレスレットは良いけど○○はナシ！？男がつけるアクセサリーの“モテ”と“非モテ”の境界線
女性なら、ラップワンピに9センチヒール
男性なら、白パンにセカンドバッグ
東京カレンダーに出てくる男女は、こうした“バブル的なファッション”のイメージが強い。
しかし我々東カレ編集部は、常々疑問を持っていた。
「そんな恰好している人、今いなくない…！？」
そこで編集部は、東カレを連想させるファッションアイテムについて、独自調査をすることにした。
これまでに、ラップワンピ死亡説や男の白パンのモテ度数やVネックの深さ問題、30歳・ミニスカ定説などを検証してきた。
男のアクセサリー
アクセサリーは、ファッションにおいて不思議な存在感を発揮する。
何か一つつけているだけで、全体の印象がガラリと変わるほどの威力を発揮することがあるのだ。
昨今の男性は総じてオシャレである。学生時代からアクセサリーに慣れ親しみ、もはや体の一部と化している人も多いだろう。
世代によるが『goro's』、『CHAN LUU』あたりは誰もが一度は通ってきた道ではないだろうか。
しかし大人の男性のアクセサリーは種類も豊富な分、物によってはアクセサリーだけが浮いて見えてしまうことがある。
そこで今回は、結婚指輪、及び時計以外の男のアクセサリーの是非を問うてみた。
男のアクセサリーはありですか？なしですか？
【男性】アリ：23名 ナシ：7名（東京カレンダー編集部調べ）
「18歳のときから肌身離さずつけているネックレスがある。（41歳・出版社勤務）」
「ずっと身につけているアクセサリーがある男性はカッコイイ気がする。30代になり、一生モノのアクセが欲しいと思うようになった。（35歳・ITコンサル会社勤務）」
「若い時はピアスをつけていたが、大人になってシンプル志向になり、今はつけていない（32歳・ITコンサル会社勤務）」
「腕につけるくらい。でもシンプルな物だったらいいと思う（28歳・医者）」
「男性でアクセサリーをつけている人は仕事ができなさそう（40歳・経営者）」
「どのアクセサリーが良いのか分からないから何もつけない（35歳・銀行勤務）」
【女性】アリ：19名 ナシ：11名（東京カレンダー編集部調べ）
「筋肉の筋がハッキリしている人がつけている、さり気ないシルバーアクセは素敵（28歳・出版社営業）」
「似合ってればイイ。堅気じゃない感じのジャラジャラ・ぎらぎら系はNG（30歳・広告代理店勤務）」
「平日にスーツを着ている日系サラリーマンは似合ってない率高め。編集者・スタイリストなどファッション系の人はOK（26歳・女性誌編集）」
「どうしても女性っぽさを感じてしまう。革ブレスくらいならアリ（33歳・web編集）」
「さりげないブレスはあり。存在感のあるネックレスは嫌い（28歳・損保会社OL）」
「ないほうが好き。シンプルイズベスト（31歳・メーカー勤務）」
「なし。セカンドバッグと一緒で、それって必要ですか？と言いたくなる（30歳・美容家）」
「お洒落な若い男の子は良いけれど、ある程度の年齢の男の人でネックレスをつけている人はちょっとイタく見える（32歳・経営者）」
「男のアクセサリーはいらない。時計以外、何もつけてない人の方が好き（30歳・ライター）」
男のアクセサリーでもOKなアイテム、NGアイテム
結論：さりげないブレスはあり。ネックレス選びは慎重に・・・
意外にも、好意的に受け入れられていることが分かった男のアクセサリー。
当初は“ナシ”派な人が多いかと想定していたが、男女共にさりげない物ならばOKという結果になった。
男性側の意見を総合すると、上質で自分のお気に入りの物を一点だけ投入するのが正解なようだ。
一方で女性の意見を見てみると、男性と同じく嫌味のない程度の物ならば許容範囲であり、さらに筋肉質な人がつけるアクセサリー“ならば”カッコ良く見えるという意見もあった。
男のアクセサリーは、一歩間違えると一気に品格が失せる危険性も潜む。
ギラついたデザインのもの、特にゴールド系のものは慎重に。シグネットリングなども、ある程度の大人の色気が放てる年齢にならないと似合わないだろう。またブレスレットの重ねづけなども、避けておきたい。
そして何よりも興味深かったのが、女性の“ブレスレットならば良いけれど、ネックレスは嫌だ”という意見だ。
ブレスレットならば女ウケも狙えるが、ネックレスとなると少し厳しくなる。
ネックレスをしている男性というのはナルシストに見えがちなようで、よほどセンスの良い物でないと非モテアイテムまっしぐら。
さりげないブレス程度ならば良いものの、ネックレス、特にギラギラ感の強いモチーフが大きいものやチェーンが太めのものは、女ウケが悪いようだ。
さすがに最近では見なくなったが、オシャレなイタリア人を意識したかのような、シャツを第三ボタンくらいまで開け、胸元をチラ見せさせながらネックレスを見せつける。
そんなスタイルは、最も“モテ”から遠いところにある。
梅雨も明け、薄着になるこの季節。アクセサリー使いが上手いか否かが、男のファッションを左右するのかもしれない。
シンプルに、さりげなく大人の男の色気を演出する。それが肝となるようだ。
皆様は、男のアクセサリーについてどう思うだろうか。ご意見をコメントで聞かせて欲しい。
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