長谷部誠が明かす、W杯の結果以外で一番嬉しかったこと

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7日、テレビ朝日「感動をありがとう!!日本代表(秘)裏話SP!!」では、今回のW杯ロシア大会をもって日本代表を引退する長谷部誠がゲスト出演。今大会における悲喜こもごもを振り返った。

まず、「どんな大会でしたか?」と総括を求められた長谷部は、「本当に前評判といいますか、日本の皆様からあまり期待を持ってもらえてないなって」と苦笑いを浮かべるも、「そういう中でチームが一つにまとまって、結果ベスト16で敗れてしまって、もちろん悔しさとかそういうものもあるんですけど、皆さんの関心とかをまた取り戻せたかなという大会だったので日本サッカー界にとって非常に大きな大会だった」と語った。

また結果以外で一番嬉しかったことを訊かれ、「個人的なことでは・・・」と前置きした長谷部は、「小学校1年生になる甥がサッカーを始めたんですけど、ベスト16が終わった後に『俺がベスト8行ってあげるから。お疲れ』みたいなことをいってくれて、それはすごく嬉しかったですね」と笑顔をみせた。

一方、悔やまれることについては、悪夢の逆転負けを喫したベルギー戦をあげ、「もちろん3点目もそうですけど、2-0から3点をひっくり返された、この30分間ですかね。正直いまだに整理できてない」と明かす。

その他にも、チームの雰囲気が好転した瞬間を訊かれた長谷部は、「チームの雰囲気は、そんなにもともと悪くなかった」といい、日本躍進の転機はパラグアイ戦にあったとして「あの試合で、それまで出てなかった選手が先発して、すごくいいゲームをしてくれて、そして何より勝ってチームに新たな競争というか、そういうものも生まれましたし、そういう意味ではこの試合はすごく大きな試合だった」と話した。