台風8号は猛烈な勢力で9日には沖縄の南へ進み、11日頃にかけて沖縄地方は大荒れの恐れがあります。

猛烈な台風8号「マリア」 今後、どう進む

台風8号「マリア」は昨日(6日:金曜)の午後6時に「猛烈な」勢力まで発達しました。台風の強さは最大風速で区分されており、「猛烈な」は最大風速が毎秒54メートル(105ノット)以上で、一番上のランクです。
台風の現在の位置】
台風8号は7日(金)正午時現在、マリアナ諸島にあり、ゆっくりと北西へ進んでいます。中心の気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートル、中心から半径130キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
台風の今後の動きと防災事項】
台風8号は今後、"発達しながら"北上をし、9日(月)頃には沖縄の南海上へ進む見通しです。まず、最も先に警戒、注意が必要なのは大東島地方で、9日(月)にはウネリを伴い海上は大しけとなるでしょう。また北東からの風が非常に強く吹く見込みです。そのほかの沖縄地方の沿岸の海域もウネリを伴い次第に波が高くなるでしょう。大東島地方では9日(月)から次第に雨、風ともに強まり、10日(火)は暴風を伴って雨脚が強まる恐れがあります。また、先島地方や本島地方も10日(火)から11日(水)頃は、雨、風ともに強く大荒れの天気となる恐れがあります。交通機関への影響も心配されます。
台風の進路によっては荒天となる日時、区域などが変わってくる可能性もあります。こまめに最新の情報でご確認ください。