7月に入り、そろそろ夏休みの旅行先を決めている人も少なくないのでは? そんな皆さんの役に立つかもしれない検索ランキングが先日、Googleから発表されました。

ランキングは2018年1月1日から6月4日まで、日本国内において「世界遺産」と一緒に検索されたワードを調査したもの。注目度の高い世界遺産はどこ? 夏の旅行の参考にしてみて!

トップ5に「長崎」「潜伏キリシタン」

1位はやっぱり「富士山」。2013年に世界文化遺産に登録されています。7月1日には山開きが行われ、本格的な夏山シーズンが始まりました。

2位は「長崎」。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県)が先日世界文化遺産に登録されたばかりとあり、注目度が急上昇しているようです。5位には「潜伏キリシタン」が入っており、TOP5に2つも関連ワードがランクインしています。

3位は「京都」。数多くの文化財を有する京都ですが、そのうち17か所が「古都京都の文化財」として、世界文化遺産に登録されています。バスや電車を乗り継ぎながら、世界遺産めぐりをするのもいいですね。

4位は山口県の「萩」。「明治日本の産業革命遺産」として登録された23資産のうち、「萩反射炉」「恵美須ヶ鼻造船所跡」「大板山たたら製鉄遺跡」「萩城下町」「松下村塾」の計5資産を有しています。

6位〜10位は北海道から沖縄まで

6位は2017年に世界文化遺産に登録されたばかりの「沖ノ島」(福岡県)。ただしこちらは一般の渡島が禁止されているため、旅行先にはなりませんね...。

7位は岩手県の「平泉」。金色堂で知られる中尊寺や毛越寺など平安時代末期に奥州藤原氏が築いた寺院や景観が「平泉の文化遺産」として世界文化遺産に登録されています。

8位は「沖縄」。首里城をはじめとする9資産が「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」が世界文化遺産に登録されています。

9位は「北海道」。東部には世界自然遺産に登録されている知床があります。

10位は「東京」。東京には2016年に世界文化遺産に登録された「ル・コルビュジエの建築作品」構成資産の1つ、国立西洋美術館(東京都台東区)がありますね。

また東京都ということでは、「東洋のガラパゴス」こと小笠原諸島も世界自然遺産に登録されています。飛行機は出ておらず、船で行くにも東京の竹芝桟橋から丸1日以上かかるため、気軽にはいけませんが、人気のスポットです。