金縛りは“寝方”に原因があった!?

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 あなたは金縛りにあったことがありますか? 金縛りは心霊現象なのか、身体の疲れなのか、精神的なストレスなのか、まだはっきり解明されていないようですが、睡眠の立場からいえば、金縛りにあいやすい“寝方”というのがあるそうなんです。

 漫画家のカミムラ晋作さんとNPO睡眠文化研究会の鍛治恵さんの共著「まんがでわかる! 元気が出る睡眠」(クロスメディア・パブリッシング(インプレス)刊)によると、夕方以降に長い仮眠をとって夜更かしをし、明け方になってから寝ようとすると、金縛りにあう確率が高くなるのだとか。また、寝付くときに仰向けだとなりやすい、と指摘する研究もあるそう。そして、頻繁に金縛りにあうのは、質のよい睡眠がとれていない証拠なんだそうですよ。

 社会心理学者の渋谷昌三さんの「面白いほどよくわかる!心理学の本」(西東社刊)によると、金縛りは医学的には睡眠麻痺とも呼ばれており、たいていの場合、根詰めて何かをした後に寝ると起こるのだとか。金縛りの多くは、いわゆる夢を見ている状態であるレム睡眠(浅い眠りで、脳は活動しているのに身体は休んでいる状態)のときに起こるといわれているそうで、自律神経の失調といった生理的な原因で起こるのだそうですよ。

 意識があるのに身体が動かない金縛りは、心霊現象と関連して語られることが多いようですが、“寝方”に問題があったとは……。どうしても金縛りが怖いという人は、仰向け寝や根詰めて何かをした後の明け方寝は、ぜひ避けるのが賢明といえそうです。