探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は、結婚してたった半年の小泉麻里子さん(仮名・41歳)。彼女は妊婦さんで、安定期に入ったことを確認してから、旦那様の日常生活の調査を私達に依頼してくださいました。旦那様は、ハウスメーカーに勤務しており、麻里子さんと同じ41歳です。

「私達、マッチングアプリで知り合って、結婚したんです。職場は女性ばかりだし、私、年齢=彼氏いない歴に等しく、恋愛経験が全然なくて……悩みまくった末に、アプリに登録して、出会ったのが夫だったんです」

麻里子さんは、食品輸入会社に勤務している美しい女性です。パッツンボブに、水玉模様のトップス、黒のガウチョパンツを合わせており、かなりモードな雰囲気。バッグは海外の美術館で売っていそうな、アートプリントの布トートです。ほっそりしているので、妊婦さんには見えません。年齢も30代前半という感じ。

「夫とは縁が深かったのか、交際後、すぐに妊娠しました。そのことを話すと、驚きつつも“結婚しようか”と言ってくれたんですよ。夫の実家は港区元麻布にあるそこそこの資産家と言うことも判明。彼は男子高出身だったのと、金目当ての女性が多すぎたので、結婚しなかったらしいんです」

麻里子さんは、旦那様の背景を全く知らなかったと続けます。

「マッチングアプリで出会った人って、お互いの勤務先、学生時代の友達など、共有する部分が全然ないんですよ。それが普通の人間関係とちょっと違うというか……。実家のことはもちろん、学生時代の部活、友人関係さえ知りません。本人が言わない限り、どんな人生を送って来たか、知りようがないんです」

お金持ちの男性と結婚することに、麻里子さんの両親は「ウチとは釣り合わないんじゃないの?」と言ったそう。

「私の実家は埼玉県川越市で、両親ともに公務員をしています。両家初顔合わせの後に“いきなり破談になるのでは”など、あれこれ心配されたことを覚えています」

しかし心配は杞憂に終わり、無事に入籍も済み、港区麻布十番のマンションで新婚生活をスタート。妊娠経過も順調なので、真理子さんは仕事を続けています。

「私も忙しいですが、夫の帰宅が毎日遅くて。彼は“俺は仕事に生きる”と順調に出世をしていますし、幼い頃から美味しいものを食べていて、外食や飲みの席が大好き。仕事の多忙さに加えて、食べ歩きの趣味で、午前1時以前に帰ってきたことがないんです」

ご近所さんが教えてくれた、夫の真実とは……

しかし、先日、地元のスーパーで顔見知りの女性から、「お宅の旦那さんは、家に帰ってくるのが早くていいですね」と言われたとか。

「その女性は、ウチの夫の近くの会社で働いている既婚者。夫の飲み仲間でもあるんです。聞けば、夫は彼女に“仕事なんて頑張ってもしょうがない”とか“俺はワークライフバランスが大事だ。妊娠中の奥さんをサポートしたい”などと言いまくっているそうです。私は心の中で“えええっ!?うそでしょ!”と叫びました」

それを聞いてから、麻里子さんは旦那様に「どこにいるの?」「何をしているの?」としつこく聞くようになったといいます。

「始めはしつこく聞いたら嫌われると思っていたのですが、どうしても知りたくて、深夜1時に帰ってきた時に、“いったい今まで何をしていたの!これからパパになるんでしょ!しっかりしてよ!”と言ったら、“うるせえな”と言って家から出て行ってしまったんです。結局、その日は実家に泊まったようでしたが」

そして、麻里子さんが驚いたのは、旦那様が実家からお小遣いをもらっていたこと。

「夫は若い頃、消費者金融で200万円以上も借りてしまい、世間体を恐れるお義母様がこっそり返済していたようなのです。結婚してからも、家にはお金を入れないし、年収だって800万円程度なのに、高級店で飲み歩いている。どうも、その費用は実家から出ているみたいなんですよね」

スタイルがいい旦那様は、ファッションにもこだわっています。

「幼い頃から顔見知りの外商さんに言われるままに購入しているんですよ。特に財布が大好きで、ハイブランドのものを大人買いしています。その費用は実家が払っているみたいなんです。先日は、家に帰ったら夫の部屋の家具が新調されていました。イヤミったらしい北欧風で、ネットで調べたらテーブルが20万円もしたんですよ」

旦那様の生活を観察していると、月に100万円近く使っているとか。

「私に生活費をくれなくても、何もしなくてもガミガミ言ったりせずに、努力と我慢で穏やかないい家族としてやって来ていました。これから子供も生まれることもあり、お義母さんも私のことを信頼してくれています」

しかし、どうしても旦那様の行動が気になるようで…。

「行動について聞くと、“自由を制限されるのがイヤ”と言うのです。だから、調査をお願いしたいのです。私が知らない夫の日常生活を調べてください。費用はいくらかかっても構いません」

買物大好きな旦那様は、毎日のようにネットショッピングの荷物が届くという。

調査初日に消費者金融のATMで……お金を持って会いに行く相手は?〜その2〜に続きます。