ベトナムのナショナル・フラッグ・キャリア、ベトナム航空。日本に就航して、今年(2018年)で25周年を迎えます。

2018年7月現在、東京(成田・羽田空港)、大阪(関西国際空港)、名古屋(中部国際空港)、福岡(福岡空港)からハノイとホーチミンシティへの直行便が就航しているほか、東京と大阪からは近年人気を集めている中部ダナンへの直行便も。

日本からベトナムへは約5時間〜5時間半程度とフライト時間が比較的短いのも、ベトナムが手ごろな海外旅行先として選ばれる理由のひとつでしょう。

さて、今回は往路に中部国際空港(セントレア)からベトナム北部・ハノイのノイバイ国際空港へ向かうVN347便、復路にベトナム南部・ホーチミンシティのタンソンニャット国際空港から中部国際空港へ戻るVN340便に搭乗してきたので、実際に食べた機内食を紹介します。

(※往路復路ともエコノミークラス利用です。)

・中部国際空港→ハノイ・ノイバイ国際空港

午前中に中部国際空港を出発したVN347便では、安定飛行に入るとほどなくしておつまみが配られ、ドリンクのサービスがありました。

ドリンクは、ワイン、スパークリングワイン、カンパリ、ウイスキー、ジン、ウォッカ、ビール、ソフトドリンク(ジュースやコーラ)、お茶、コーヒー、水などから選べます。

プラスティックのコップには、ベトナムの国花であり、ベトナム航空のシンボルマークでもある蓮の花のデザインが。

上写真がその後配られた機内食。アナウンスでは和食と洋食があるとのことでしたが、配膳のアテンダントが私の席に来たときには、和食しか残っておらず、選択の余地なく和食が渡されました。

和食のメニューは、うなぎのかば焼きと錦糸卵がのったご飯、煮物(はんぺん、昆布)、きんぴらごぼう、卵焼き、蕎麦、ロールパン、カットフルーツ。

お味はまあまあ。すごく美味しいというわけではありませんが、スーパーで売っているお惣菜のうなぎのような感じです。それにしても、日本を出発して、さぁこれから海外へ!というときにうなぎのかば焼きを食べるのも妙な気分でした。

・ホーチミンシティ・タンソンニャット国際空港→中部国際空港

深夜にホーチミンシティ・タンソンニャット国際空港を出発したVN340便は、深夜便ということもあり、安定飛行に入っておつまみとドリンクが配られたあとは、すぐに消灯。

朝日が昇り始め、日本に近づいたころに、朝食として機内食が提供されました。

和食は、サバの照り焼き、ご飯、野菜の煮物、しば漬け、サラダ、カットフルーツ、ロールパン。洋食は、スパニッシュオムレツ、ベーコン、トマト、プレーンヨーグルト、カットフルーツ、ロールパンでした。

私は洋食をいただきましたが、見たままというか、可も無く不可もなく、ごく普通のお味。

機内食は海外旅行の楽しみのひとつ。せっかく外資系の飛行機に乗るのですから、機内食ではその国らしい料理(ベトナム航空ならベトナム料理)が少しでも入っているといいのにな、というのが率直な感想です。

(今回紹介した機内食は、往路・復路とも2018年6月下旬の内容です。時期により内容が異なることをご理解ください。)

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