お父さんのことを思い出すかも? ダンスと彫刻のプロ親子が舞台で共演

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大人になって考える 親のこと

大人になって、親のことをまた違った目線から見直すことってありますよね。こんなところが似ているな、とか。逆にここだけは違う!とか。例えば、一人の大人としての、父親のことを考えたことはありますか?

今回。ダンサーの娘と彫刻家の父が同じ舞台に立つ、少し変わったダンス公演が、彩の国さいたま芸術劇場など3カ所で行われます。

娘から父親へ100個の質問

娘でありダンサー、この公演の演出、振付をする伊藤郁女(かおり)。彫刻家であり、演出家や舞台美術家としてキャリアをスタートさせた父、伊藤博史。もともと仲が良かった二人ですが、郁女さんが13年間ほど海外で暮らしているため、ゆっくり話す機会はあまりありませんでした。

そんな中、二人で舞台に立つことに。その舞台での鍵となるのは「質問」。実際、娘から父へ100個ほどの質問をし、3時間ほどかけて、その答えを録音しました。

そう、この作品は父と娘の関係を扱うもの。郁女さんは、時とともに失ってしまった何かを取り戻すために、父との関係をもう一度築きたいと、この作品を作りました。

ヨーロッパと日本という、何千kmも離れたところで生きる二人。ある意味、文化的な隔たりで離れてしまった親子が、再会する物語です。

ダンスとオブジェの共演

劇場広報誌でのインタビューによると、郁女さんの舞台でのアイデンティティが「ダンス」なら、博史さんは「彫刻」。公演中には、父自作のオブジェが登場するとか。

父娘でありながら、芸術家同士でもある二人。舞台で向き合った時、何が生まれるのでしょうか?

お父さんと観に行くのはちょっとハードルが高いかもしれないけれど、舞台を観ながら思い出すのは、やっぱり自分のお父さんのことかもしれません。

写真クレジット:© Gregory Batardon

『私は言葉を信じないので踊る』
テキスト・演出・振付:伊藤郁女
舞台美術:伊藤博史
出演:伊藤郁女/伊藤博史

◇ 埼玉公演
日時:2018年7月21日(土)、22日(日)15:00開演
会場:彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
チケット料金(税込・全席指定):一般 4,000円/U-25 2,000円※
※公演時25歳以下対象。入場時要身分証提示。
お問い合わせ:SAF チケットセンター 0570-064-939(休館日を除く 10:00〜19:00)
http://www.saf.or.jp

◇ 豊橋公演
日時:2018年7月27日(金)19:00開演、28日(土)14:30開演
会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース
お問い合わせ:プラットチケットセンター 0532-39-3090
https://toyohashi-at.jp

◇ 金沢公演
日時:2018年8月4日(土)19:00開演、5日(日)14:00開演
会場:金沢21世紀美術館 シアター21
お問い合わせ:金沢21世紀美術館 076-220-2811
https://www.kanazawa21.jp

 

ライター:幸雅子
情報提供;彩の国さいたま芸術劇場 http://www.saf.or.jp