ニューアルバム「For You」のリリースキャンペーンで福岡を訪れたCrystal Kay/(C)KADOKAWA/Photo by 山辺学

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6月13日(水)に、2年半ぶりとなるニューアルバムをリリースしたCrystal Kay。キャンペーンで訪れた福岡で、アルバムの魅力や制作秘話などをじっくりと聞いた。今回インタビューの場に選んだのは、お酒好きなCrystal Kayさんの雰囲気にぴったりなおしゃれなバー。女性バーテンダーさんが作るドリンクを飲みながら話は進んだ。

【写真を見る】Crystal Kayが好きな福岡グルメは?福岡の印象は?/(C)KADOKAWA/Photo by 山辺学

■ 福岡でショッピングするのが楽しいです

――福岡に来られたのは何回目くらいですか?

「もう10回以上は来ていると思います」

――福岡はどんな印象ですか?

「人が温かいし、ご飯がおいしいです」

――お気に入りの福岡グルメはありますか?

「もつ鍋が好きです。若い時は『やまちゃん』(屋台)にいつも行っていました。ラーメンの替え玉を2個半したこともあります。当時、ティーンエイジャーだったので(笑)。今は無理ですけど(笑)」

――それはすごいですね(笑)。

「あと、福岡はショッピングが楽しいです。東京よりもかわいいモノを置いているお店がいっぱいある印象です。今回も時間があれば、お買い物に行きたいです」

――ぜひ、福岡を楽しんでください!さて、今回はバーでのインタビューですが、こういったバーには行かれますか?

「プライベートでアットホームな雰囲気のバーが好きなので、こんなお店が家の近くにあったらテンションあがります(笑)」

――今回はこのあとに別の取材が入っているのでノンアルコールカクテルを飲んでいただいていますが、普段はどういったお酒を飲まれますか?

「若い時はカクテル系を飲んでましたけど、最近は一つに絞って、ハイボールやワインとかをずっと飲んでます。でも結構なんでも飲めます」

――今飲んでいただいているのはモヒートのノンアルコールカクテルですが、お味はいかがですか?

「本当にお酒みたいだし、ミントがすごく爽やかでおいしい!」

■ いろんな悩みを抱える人たちの背中を押す

――では、ドリンクを味わっていただきながら、本題に入っていきましょう。6月13日(水)にニューアルバム「For You」がリリースされました。ご自身2年半ぶりのアルバムですが、どういった内容となっていますでしょうか?

「すごくポジティブなアルバムになりました。それを象徴しているのが、『デイジー・ラック』(NHKドラマ)の主題歌『幸せって。』です。ドラマでは、自分のキャリアとか結婚とかで悩んだり、自分なりの幸せをつかもうとしているアラサーの女性が主役なので、曲もそれに合わせて坂詰(美紗子)さんが書き下ろしてくれたんですけど、それがすごくメッセージがすごい強くて、素敵だなと思って。あと、私が20代後半にニューヨークに行ったときに、その世代の女性みんなが通る壁を感じたんです。キャリアや次のステップをどうしたらいいんだろうか、今のままでいいのだろうかみたいな、そんな悩む時期がちょうどその頃でした。同世代でも違うフィールドで活躍する子たちと話しててもみんな同じ悩みを抱えていて、きっとファンの人たちも同じようなことがあるんだろうなと思ったので、そんな人たちを支えたいという思いが詰まっています」

――確かに、聴いているだけで元気になれるナンバーばかりですね。

「デビュー当初は子供だったので、自分のことでいっぱいいっぱいでしたが、最近は、自分のためではなく、だれかのために歌わなきゃという気持ちにシフトしてきましたね。だから、今回のアルバムは全部の曲に、どこか前を向けるようなメッセージを込めています。切ないラブソングだとしてもどこかポジティブになれるような。それが今回のアルバムのテーマです。このアルバムを聴いてる人の背中を押したいなと思ったのでタイトルもそれに合わせて『For You』にしました」

――悩める女性にこそ聴いてほしいですね。

「はい。みんなの気持ちを代弁したいなと。ただきれいに歌うとか、テクニックを使ってとかっていうんじゃなくて、気持ちを支えるような強さを大切に、聞いていて安心するように、歌い方も工夫しているんです」

――サウンドもそうですけど、言葉の印象も特に意識している感じですか?

「アルバムを作るごとに、私自身の世代も変わっていくので、自分の同世代の人が聞いても、もちろん上の人が聞いても、説得力やリアリティーがある内容にするというのは、結構考えました。そこを意識してないと子供っぽかったり、うそっぽかったりするので、もうちょっと深いところまで追求して、言葉で人とつながらないといけないかなと。そのためにテーマ性を持ってしっかりやるということは、作りながら常に思ってました」

■ とても濃い1ヶ月を駆け抜けた

――制作過程での思い出などはありますか?

「時間がめっちゃタイトだったのが大変でした(笑)。『デイジー・ラック』の主題歌が決まって、その後、バタバタとアルバム制作をしていたので」

――ドラマのあとというと1ヶ月くらいですか?

「そうですね。でも追い込まれるのが好きなので、絶対できると思ってやりきりました。1日に2曲歌ったり、何テイクも撮ったり、約1ヶ月間突っ切っていったって感じでした」

――製作陣とのフィーリングはどうでしたか?

「みんなと集中して作ったおかげでいい曲たちが生まれました。プロデューサーのUTAさんとライターの岡島かな多さんという3人での共作が多かったんですけど、みんな仕事が早くて完成度も高いから、すごく相性がよかったです」

――バラードからアップテンポな夏サウンドまで楽しめる一枚ですね。ちなみに私は夏にぴったりの「Summer Fever」がお気に入りです。

「季節的にサマーアンセムも作りたかったのでよかったです。今回のアルバムは、20周年に向けて原点に戻った作品でもあるんです。Jポップな曲もいいんですけど、やっぱりデビューしたときの99年はR&Bがメインストリームに入ってきた時だったので、そこも意識しています。これまでの経験を踏まえた“Crystal Kayサウンド”に持って行きたいなというのがあったので、ちょっとファンキーな曲なんかも入れてみました」

――なるほど、貴重なお話ありがとうございました。最後に今後のスケジュールと、九州のファンへメッセージをお願いします。

「今回のニューアルバムを提げて、アコースティックライブをやります。7月10日(水)・11日(木)にモーション・ブルー・ヨコハマ(神奈川県)、7月14日(土)は名古屋ブルーノート、7月16日(月・祝)はブルーノート東京、8月5日(日)はビルボードライブ大阪が決定しています。福岡に自身のライブは2015年以降来れていませんが、機会があればまたぜひみなさんに会いに来たいと思っていますので、これからもよろしくお願いします!」

撮影協力:Bar FZERAF(フゼラフ)!春吉店(福岡市中央区渡辺通5-5-3 2F)(九州ウォーカー・森川和典)