本田圭佑のコーナーキックの判断にイタリアの名将から厳しい指摘が飛んだ【写真:Getty Images】

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【日本 2-3 ベルギー ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】

 日本代表は現地時間2日、ロシアワールドカップの決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦し2-3で敗れた。

 後半開始直後に原口元気のゴールで先制に成功した日本は、52分にも乾貴士がゴールを奪って一時は2点リードを手にした。しかし、69分にヤン・フェルトンゲンのヘディングシュートで1点差に詰め寄られると、74分にはマルアン・フェライニのゴールで追いつかれる。

 そして後半アディショナルタイムも終了直前の94分、延長戦突入も覚悟した時間帯に起きた。本田圭佑が蹴ったコーナーキックが直接GKティボ・クルトワにキャッチされ、そこからカウンターを食らい、最後はナセル・シャドリに決勝ゴールを決められた。

 劇的な幕切れのきっかけとなった本田のコーナーキックの判断に、かつてミランやレアル・マドリー、イングランド代表などを率いた名将ファビオ・カペッロ氏が異論を唱えている。

 ワールドカップの試合を放送している伊『メディアセット』の討論番組にゲスト出演したカペッロ氏は「私が日本代表監督なら、本田の首根っこに掴みかかって怒っていただろう。もうすぐ94分(で延長戦間近だった)。本田がコーナーキックを蹴ると、そのままクルトワがキャッチして数秒後にはカウンターアタックに移った。彼はボールをキープしてホイッスルを待たなければならなかった。純粋に無責任だ」と本田のコーナーキックを糾弾した。

 有効な交代カードを全て切り、体力面も限界が近づきつつあった日本にとって、延長戦に持ち込む判断が最善だったのか、コーナーキックでラストチャンスを狙うべきだったのか、現時点で答えは定かではない。だが、結果的には本田のコーナーキックをGKに簡単に処理されてしまった一瞬が、勝負を決める1点につながってしまった。

text by 編集部