好きな人に褒められれば、嬉しいに決まっています。もっと褒められたいと思って、さらに努力しますよね? でも、ときに「んん?」と首を傾げてしまうようなことを言われる場合も。そこで、“男に言われたけど、嬉しくなかった褒め言葉”というテーマで女性たちに話を聞いてみました。

文・塚田牧夫

「すごく目が良いんです」

「彼と付き合ったばかりのころ。彼が親しくしている先輩と会うことに。先輩も彼女ができたばかりということで、四人で食事をすることになりました。

お店に入ってご対面。先輩がまず彼女を紹介しました。すごく可愛くて若かったので、彼も“いいですね〜”なんて褒めてたんですね。

で、次に彼が私を紹介。なにか良いところを言わないといけないと思ったんでしょう。

そのとき私は店内を見回して、壁にかかっているメニューを見ていました。そんな私を見て、彼が言いました。“彼女、すごく目が良いんですよ!”。

確かに良いほうだけど……。もっとあるだろう……」ホノカ(仮名)/28歳

「動物には好かれそう」

「仕事先に苦手な上司がいて、付き合い方に悩んでいたんです。そのことについて彼に相談していました。

私は田舎育ちでちょっとおっとりしているところがあり、たまにキツい対応をされることがあります。人付き合いが向いていないんじゃないか……というようなことを彼に打ち明けました。

すると、“誰にでも合う合わないはある”と言ってくれたんですね。そこで、“私は嫌われることが多い”と言うと、彼は一瞬黙って、“でも、動物には好かれそうだよ”と言いました。

嬉しくもないし、なんの慰めになっていない……」ナルミ(仮名)/27歳

「男選びのセンスがいい」

「部屋で彼と二人でテレビを見てたんですね。最近、女性タレントとIT社長との交際が発覚するニュースが多いという話をしていました。

彼は、“なにがいいのかね……”と。“結局金かな?”なんてブツブツ言ってました。“お前はどう思う?”と聞かれたので、興味がないと答えたんですね。

すると、“この人は?”とテレビに出ている芸能人や、男性の名前を挙げて、どういう人に惹かれるか聞き始めました。

そして最後に、“お前はほんと男選びのセンスがいいよな〜”と。

でも、私が選んだのは彼ですからね。結局、彼はそう言いつつ自分を褒めてるわけです。嬉しいどころか、その神経に唖然としますよね」マホ(仮名)/30歳

“男に言われた嬉しくない褒め言葉”をご紹介しました。

人を褒めるというのは、意外と難しい行為です。いつも相手のことを思っていないと、言葉が薄っぺらくなったり、信憑性のないものになったりします。彼がどんな褒め言葉をくれるのかで、愛情の深さが分かるかもしれません。

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