iPhone登場からもう10年! かつて人気だった「記憶に残るスマートフォン」を忘れてはならない

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2007年に米国で初代iPhoneが発売された。
2008年7月、初代iPhoneから1年後には、日本を含む22の地域でiPhone 3Gが発売された。

これはもう、10年前のことなのである。

今、世界はスマートフォン(スマホ)一色となった。

十年一昔とはよく言ったもの。
スマートフォンの以前に世界に君臨した従来型の携帯電話を知らない世代も多くなった。
それだけでなく、初期のスマートフォンですら「覚えてない」「知らない」というユーザーも着実に増えつつある。

そこで今回は、かつて人気だった「記憶に残るスマートフォン」を振り返ってみたい。


W-ZERO3(シャープ製)

W-ZERO3(WS003SH)


2005年発売のウィルコム(現在のソフトバンク・ワイモバイルブランド)向けのPHS端末。PDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)向けのOS「PocketPC」の後継OSとなる「Windows Mobile」を搭載していた。

当時はスマートフォンという言葉が一般的に認知されていなかったが、それまでのPDAユーザーからの支持を集めた。
スマートフォンというよりは「画期的なPDA」という認識が強かったモデルだ。
もちろんウィルコム網を使った通話および通信が可能で、国産初の歴史的なスマートフォンだ。


iPhone 3GS(アップル製)

iPhone 3GS


2009年に発売されたiPhone 3GSは、国内ではソフトバンクモバイル(現在のソフトバンク)のみが取り扱っていた。前年に発売されたiPhone 3Gよりも処理性能の向上やバッテリーの寿命が長くなるほか、テザリング、デジタルコンパス、リモコンマイク付きイヤホンに対応するなど、iPhone人気に拍車をかける機種となった。

デザイン面において今でも人気が高く、iPhoneユーザーが、好きなiPhoneとしてiPhone 3GやiPhone 3GSを挙げるほど、人気を博した。
まさに名機といえるモデルだ。


Xperia SO-01B(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)

Xperia SO-01B

2010年発売のNTTドコモ向けで、FOMAに対応したAndroid搭載スマートフォン。NTTドコモとしては2機種目のAndroid端末。ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)としては、日本国内向けXperiaの初代モデルとなる。

当時「iPhoneのようなスマートフォン」を心待ちにしていたドコモユーザーがこぞって購入するほど、爆発的な人気を誇った。


IS01(シャープ製)

IS01


2010年発売のKDDI(au)向けで、CDMA 1X WINに対応したAndroid搭載スマートブック。「iPhoneのようなスマートフォン」を心待ちにしていたauユーザーの期待を見事に裏切ったモデル。
しかし、当時のAndroid搭載機の中ではかなり快適に動作していた。

もちろん通話もでき、auのサービスも利用できる端末だった。
特にフルキーボードの押し心地もよく、ワンセグ機能によるTV視聴端末としても活用されたモデル。
・PCのようなスマートフォン
ハンドヘルド端末のようなスマートフォン
などマニアックなユーザーには特に評価が高かった。


GALAXY Note SC-05D(サムスン電子製)

GALAXY Note SC-05D


2012年発売のNTTドコモ向けで、Xiに対応したAndroid搭載スマートフォン。
当時としては大型の5.3インチディスプレイを搭載し、現在では死語になってしまった「ファブレット」と呼ばれるモデル。
現在は、ほとんどのスマートフォンが5.5インチ以上、6インチ超も当たり前になっている。

最大の特徴が、ペン機能だ。
ワコムの電磁誘導方式を採用したタッチペンを付属している。
・画面での指タッチ操作が可能
・ペンによる画面でのメモ、操作が可能
ペン操作で画面に指紋が付きにくく、メモ帳とスマートフォンのメリット併せ持っている。現在の同シリーズも、メモを多用するビジネスユーザーや汚れを気にする女性を中心に人気が高い。


スマートフォンは、たった10年で飛躍的に進化した。
黎明期のモデルは、振り返ると不便な点もかなり多い。
名機と言われたモデルでも、現在では多くのユーザーが使い物にならないと感じるだろう。

一方で、デザイン面や先進性、存在の衝撃度は、今でもよく記憶しているというユーザーも多いだろう。

最近、ゲーム業界で過去のゲーム機のリバイバル製品が続々と登場している。
往年のスマートフォン名機も、現在のスペックで「復刻版」として登場してほしいと思うのは筆者だけでないだろう。

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イラスト:たら
執筆:2106bpm