海外は直行便より乗り継ぎ便がお得?経由地でちゃっかり観光“二度おいしい旅”のススメ

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 蒸し暑さが気になる季節になってきましたが、すでに夏休みの旅行の計画を立てている人も多いのではないでしょうか?

 たとえば海外旅行の場合、ツアー派や個人旅行派の方も「できるだけ早く目的地に行きたい!」といった理由から直行便を選ぶ人が多いと思います。しかし、直行便は移動時間が短くて済む分、航空券もツアーも乗り継ぎ便よりも割高です。

◆乗り継ぎ客のためにホテルを無料で提供したり、無料観光ツアーを実施する航空会社や空港も
 一方の乗り継ぎ便には割安なものが多いですが、場合によっては経由地で半日や1日待たされることも珍しくありません。でも、これを前向きに捉え、「せっかくだし、乗り継ぎの時間で観光しちゃえ!」と考える人もいるのです。

 まず、アジアの場合ですと、「ソウル(仁川)」、「台北(桃園)」、「上海(浦東)」、「北京」、「バンコク」、「クアラルンプール」、「シンガポール」といった主要空港には、いずれも日本からLCCが就航。

 しかし、キャリアフラッグ(※JALやANAのように機内食が出る、預け荷物も規定内なら無料の従来型サービスのエアライン)でも「中国国際航空」(北京)や「中国東方航空」(上海)、「チャイナエアライン」(台北)などは、運賃の安い航空会社として有名です(※都市名は各航空会社の拠点)。

 なかでも中国国際航空と中国東方航空は、それぞれ乗り継ぎ客のために無料でホテルを用意(※到着便・乗り継ぎ便ともに同じ航空会社を利用時。ほかに航空券の種類、乗り継ぎ時間などの条件がエアラインごとに設けられている場合があります)。タダでホテルに泊まれちゃうわけですから、これはなんだか1泊分得した気分ですね。

 また、台北の桃園国際空港やソウルの仁川国際空港、シンガポールのチャンギ国際空港では、乗り継ぎ客を対象にした無料の観光ツアーを実施しています(※特定航空会社の利用客限定など参加条件を設けている場合があります)。短時間で効率よく定番スポットを回ってくれるため、これも魅力的です。

◆空港での待ち時間が5時間以上あるなら、一時入国して観光するのがオススメ
 とはいえ、こうしたサービスを用意している空港や航空会社は一部。しかし、時間さえあれば自力で観光することも可能です。

 香港の場合、「エアポートエクスプレス」という列車なら空港から市内中心部にある終点の香港駅まで24分。飛行機の乗り継ぎ時間が5時間ほどあれば、香港が一望できる有名なビクトリアピークの展望台に行くことも可能です。

 同じく無料ツアーのないマレーシアの首都クアランプールだと市内までバスで1時間ほどかかりますが、空港からシャトルバスで20分の場所に日系の大型ショッピングモール「三井アウトレットパーク クアランプール国際空港 セパン」があり、日本人旅行者に大変人気です。

 アジア以外ですと、「エミレーツ航空」を利用するアラブ首長国連邦のドバイ乗り継ぎ、そのドバイに程近い同国のアブダビを乗り継ぐ「エティハド航空」も日本からの直行便があること、サービスの質が高いことでも人気。欧米やアジアとも違うアラブの国々を訪れる機会はなかなかありませんし、乗り継ぎの際にちょっと街ブラするだけでも楽しいはずです。

 あと、アラブ圏ではカタールのドーハを拠点とする「カタール航空」やカイロが拠点の「エジプト航空」も忘れてはなりません。どちらのエアラインもエコノミークラスの乗客にもホテルを無料で用意してくれるんです(※航空会社により利用の条件が設けられている場合があります)。

◆エジプトでの乗り継ぎで無料提供されたのは、4つ星クラスの高級リゾートホテル