前菜からデザートまで、山陰の魅力がたっぷり。左上が「うずめ飯」

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「ホテルメトロポリタン丸の内」のDining&Bar TENQOOでは、7月15日(日)から9月14日(金)まで、「山陰フェア」を開催する。

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期間中に提供される山陰の食材を使った「山陰スペシャルディナーコース」(10000円)は、鳥取県の大山ハムや島根県の宍道湖のしじみなど、鳥取県と島根県が誇る食材をふんだんに使用した全10品のディナーコースだ。

食事には島根県の郷土料理「うずめ飯」をテンクウ風にアレンジしたものが提供される。うずめ飯は、島根県津和野の名物。小さく刻んだ具が、ご飯の下に“うずめ”てあることから、その名がついた。出汁をかけた白いご飯の上に、海苔と山葵を乗せたこの料理は、一見するとただのお茶漬けに見えるが、中身をすくってみると豆腐や三つ葉、椎茸などの具が次々に現れる。

また、島根県の地酒「十旭日 純米酒 五百万石」と、「天穏 辛口特別純米酒 馨」 (各1合1200円)の販売もある。どちらも、明治創業の歴史ある酒蔵で造られた深い味わいの地酒だ。

「十旭日 純米酒 五百万石」は、島根県産「五百万石」を使用し、自家精米で磨いて使用。丁寧に仕込んだ純米酒で、穏やかな香りと米の味をしっかり楽しめる辛口タイプだ。一方、「天穏 辛口特別純米酒 馨」は島根県奥出雲産「佐香錦」を使用。上品で穏やかな香りが広がり、口当たりは穏やかでやさしい米のうま味ときれいな甘味がゆっくりじんわりと広がる。

デザートには、島根県の白バラ牛乳やフルーツなどを味わうことができる。

山陰の魅力がたっぷり詰まったコース料理を味えば、現地への旅のきっかけにもなるだろう。(東京ウォーカー(全国版)・篠田)