Appleは数年前からアメリカやヨーロッパの主要都市でマップアプリ改善のために自動車から撮影を続けています。つい先日も日本での撮影開始が告知されたところですが、この撮影したデータを利用してiOS12のマップアプリが進化するとTechCrunchが報じています。

まずはアメリカ西海岸から

Appleは専用の自動車から、道路の写真撮影を数年間続けています。Googleが提供するストリートビューのような機能をAppleのマップアプリにも搭載するのではないかと噂されていますが、Appleらしい特徴を備えたマップアプリになるのかもしれません。TechCrunchによれば、自動車から撮影された写真情報を元に、建物のサイズや街路樹、芝生などが地図上に正確に再現されるとしています。
 

 
現在Appleのマップアプリは、世界の主要都市については3Dマップを提供していますが、この3Dマップに自動車から撮影した写真情報が反映されれば、さらに詳しく、精度の高い地図になるはずです。また収集した精密な情報が使われることで歩行ナビゲーションもより正確に、わかりやすくなるでしょう。これだけでなく、地図情報の更新も他社の情報に頼るよりも迅速にできると報道されています。Appleのマップアプリはついに独自進化のスタート地点に立ったと言えそうです。

次のベータ版から搭載

このマップアプリの抜本的な改善はiOS12から始まります。その第一歩が次に配信されるiOS12のベータ版(beta3)で確認できると報じられており、対象エリアはカルフォルニア州のベイエリア周辺となっています。秋のiOS12の正式リリースまでに北カルフォルニアをカバーすると伝えられており、いずれは現在撮影が行われているエリア(アメリカ全土、ヨーロッパの主要都市、そして日本)に広がっていくことになるでしょう。
 

 
日本では東京区部(練馬、杉並、世田谷を除く)と千葉県浦安市で専用車両による撮影が始まっています。日本のマップアプリがアップデートされる時にはこのエリアからとなるのでしょう。ただ日本での撮影は6月に始まったばかりであり、国内の広いエリアに最新の情報が反映されるまでには1年、2年といった時間が必要になると考えられます。
 
 
Source:TechCrunch
(KAZ)