女性にとって出産は、自分自身の生き方が変わる一大イベントです。育児のために自由な時間もままならず、さらに出費もかさんでお金の使い方も大きく変わらざるを得ません。実際、ママ向けアプリ「ママリ」が子育て中の女性を対象に行なった調査によると、うち81.1%のママが「出産前後でお金の使い方が変わった」と答えています。

出産後のお金の使いかたは、子供関連の出費が最優先!

では実際に子どもを育てていると、どんな部分にお金がかかるのでしょうか?同調査では子育て中の女性(末子が3歳未満)に「なるべく削りたくない支出」を尋ねていますが、この結果を見ると子育て中ならではの必要な出費の実態がよくわかります。

子ども関連の出費はやはり最優先!親の自己満足かもしれなくても、できる限りのことはやってあげたいものです。

圧倒的に多いのは「ベビー・子供用品代」(70.8%)。オムツ、ベビー服、哺乳瓶、ベビーカー、抱っこ紐など……子育てに必要なベビー用品は数限りなくあります。もちろん場合によってはお下がりなどで節約することも可能ですが、カワイイ我が子への出費はなるべくケチりたくないのが親心。さらに「教育費」「医療費」も子どものためには絶対に削らない出費で、やはり子どもにかかるお金が最優先となることが分かります。

例えば赤ちゃんのうちはベビー服を買ってもすぐにサイズアウトしてしまい、頻繁に買い替える必要があります。

子どもが産まれた女性の8割以上は、ファッションにお金をかけなくなる

しかし「なるべく削りたくない支出」が発生する一方、それをねん出するための優先順位が低い「出産後にお金をかけなくなったもの」も当然出てきます。出産後の女性が率先してお金をかけるのをやめる要素は、一体何なのか?気になる調査結果は以下の通りです。

小さい子どもがいると、高級レスランでの食事は難しく、必然的に外食にかかるお金がかからなくなるケースもありそうです。

圧倒的1位は「ファッション費」(80.9%)!女性は子どもが産まれると、自分のオシャレに対する優先順位が下がってしまう現実があるようです。育児にいっぱいいっぱいで自分の服を買いに行く時間もなければ、それを披露する場所も昔ほどなく、さらに出産後体型も変わってしまう。そんな現実に直面すると、つい女性はファッションにお金を費やすのがバカバカしくなってしまうのでしょうか。これでは「ダサママ」になってしまう危険性がありますが、実際そんなこと言っていられるほど、育児は甘くないようです。

同調査ではそんな女性たちがさらに、「節約したい」と思っていることについても調査。ファッションにお金をかけなくなった子育て中の女性たちは、さらに何について節約したいと思っているのでしょうか?結果は以下の通りです。

子育て中の女性が「節約したい支出」

1位 食費……69.9%

2位 水道光熱費……57.6%

3位 ファッション費……47.6%

4位 通信費……46.1%

5位 日用雑貨費……40.9%

6位 外食・レジャー費……40.3%

7位 交通費・クルマ費……26.3%

8位 家賃・住居費……24.4%

9位 保険料……20.6%

10位 ベビー・子供用品代……16.0%

一番多いのは「食費」(69.9%)で、次点が「水道光熱費」(57.6%)。そしてさらにこちらでも「ファッション費」(47.6%)がランクインしています。「ベビー・子供用品代」はわずか16.0%しかなく、子どもへの出費は惜しまない現代の女性の姿が浮き彫りに。もちろんそれは親として当然なのかもしれませんが、全体的に自分がちょっとリフレッシュできるような息抜きに対する出費を控えている傾向がありすぎる気も。果たしてこれでいいのでしょうか?もしかすると子育て世代への経済的支援など、もう少し育児中の女性が一息つける仕組み作りが必要なのかもしれません。

【調査概要】
調査主体:ママ向けアプリ「ママリ」(コネヒト株式会社)
調査日:2018年5月31日(木) 〜 2018年6月5日(火)
調査方法:アプリ「ママリ」のユーザーに対してアンケート調査を実施
調査人数:2,982名
調査対象:末子が3歳未満の全国の女性