ドイツ代表のGL敗退という無残な結末を受けたブラジルメディアの“高笑い”が話題となっている【写真:Getty Images】

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韓国に敗れたドイツがまさかのグループリーグ敗退、ブラジルとの再戦実現せず

 ドイツ代表は現地時間27日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ最終戦で韓国と対戦し0-2と敗戦。

 1勝2敗で同国史上初の1次リーグ敗退という無残な結末を迎えた。これを受けて、ブラジルメディアの“高笑い”が話題となっている。

 初戦のメキシコ戦(0-1)はスコア以上に内容で完敗。第2戦のスウェーデン戦も後半アディショナルタイムに決勝点を奪う辛勝と、王者らしからぬ余裕のない戦いぶりが続いていた。最終戦は格下の韓国との対戦だったが、結局スコアを動かすことなく終焉を迎えた。

 一方、ブラジル代表は同日に行われたセルビア戦で2-0と勝利を収め、2勝1分で決勝トーナメント進出を果たした。グループFでドイツが2位通過となれば、ベスト16でグループE首位突破のブラジルと顔を合わせることになったが、“因縁のカード”は実現しなかった。

 2014年W杯にホスト国として臨んだブラジルは、準決勝でドイツに1-7と完敗。「ミネイロンの惨劇」と呼ばれる、サッカー史に残る歴史的大敗を喫していた。4年越しの再戦が実現かと期待されていたが、ドイツがまさかのグループリーグ敗退となったため、ブラジルはリベンジの機会を失うことになったが、衛星放送「FOXスポーツ」ブラジル版は憎き相手の大失態に歓喜しているようだ。

 ドイツが韓国に敗れた瞬間、同メディアは公式ツイッターで「AHAHAHAHA」という高笑いを10行にわたって綴り、喜びを爆発させている。

 この投稿には英公共放送「BBC」も「インターネットではドイツに対して擁護する意見が全くないなか、ここでネット上でベストなリアクションを紹介する」とのメッセージを添えて、「FOXスポーツ」の高笑いをリツイート。両国だけでなく、世界で反響を呼んでいるようだ。


(Football ZONE web編集部)