時間を可視化し、価値に変換!?ブロックチェーン技術の最先端に東国原英夫氏もびっくり!!

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6月26日(火)〜27日(水)、東京・有楽町の国際フォーラムにて、世界各国の暗号通貨エキスパート企業・団体100社以上が東京に集結するという、日本最大級のブロックチェーンイベント「JAPAN BLOCKCHAIN CONFERENCE 2018 TOKYO」が開催された。

今年、数々の実績を誇る起業家や経験豊かな役員陣により設立された、Time Innovation株式会社(本社カンボジア・代表取締役 松本漢紀)も、最大級の展示ブースを出展。26日(火)には、イベントステージにて、代表の松本漢紀氏と、元経産官僚で慶應義塾大学大学院教授の岸博幸氏、元宮崎県知事で政治評論家の東国原英夫氏をゲストに招いたトークイベントが開かれた。

Time Innovation株式会社は、ビーコンとアプリを用いて時間を可視化し、価値に変換するサービスを開発。ブロックチェーン技術を応用した独自の経済圏「Time(タイム)」の構築を行う。
Timeを通じて行われる取引の具体例としては、加盟店舗の利用者に滞在時間に応じたポイントを提供。利用者は加盟企業に時間(=価値)を提供し、加盟企業は提供されたその時間に集客・宣伝効果を得るという仕組みである。 
 
サービスについての感想を聞かれた岸氏は「今はタイムバンクのようなシェアリングエコノミーがブームになっているが、それらは個人レベルの時間の売買が多い。このサービスの面白さはシェアリングエコノミーの仕組みを既存のビジネスに当てはめているところにある」と自らの視点でメリットを分析した。
しかし、一方の東国原氏は「いまいちピンと来ていない」と疑問があるご様子で、「貯まったポイントは誰が払ってくれるの?」と代表の松本に質問する場面もあった。東国原氏はそのほかにも「ラーメン二郎でも使えますか?」などとユーモアある発言を連発。熱心な聴衆たちの中に笑いを起こす一幕もあった。

かつて宮崎県知事として県のPRに取り組んできた東国原氏。同サービスの観光業界への導入に可能性を感じると表情は一変。「我々もいろいろなマーケティングをしたが、それでも集客を持続させるというのは難しい。こういうアイデアが出てくると選択肢になるのは間違いない」と真剣なコメントをするなど、タレントとしての振り幅の大きさを見せつけた。

「皆様が生きる時代を証明することが我々の使命だと考えています」と意気込みを語った同社代表の松本氏。7月からICO(新規仮想通貨公開)によるプレセールを行い、10月からはクラウドセールを実施。年内のテスト運用を経て来年度の事業開始を予定しているという。 

“ブロックチェーンの技術で時間に革命を起こす!”、最新ビジネスの今後の展開に期待が高まる。